米IBMとInternational Broadband Electric Communications, Inc.(IBEC)は現地時間18日、アラバマ、インディアナ、ミシガン、およびバージニアの7つの電力会社の約20万人の地方顧客のために、「送電線ブロードバンドネットワーク」(BPL=Broadband over Power Line)の構築を開始したことを発表した。

 米国農務省の農村開発プログラムより地方広帯域アクセス貸付金の出資を受け、IBECは、既存の送電線インフラストラクチャー経由でブロードバンド方式インターネットアクセスを農村にもたらすことを目指すという。IBMは、BPL技術スタッフの全体の技術的専門知識、計画管理、およびトレーニングを提供する。

 IBM 拡張ネットワーク部門ディレクターのレイモンド・ブレア氏は「IBMおよびIBECは、広帯域アクセスを持っていない約45パーセントのアメリカ人に、アクセス手段をもたらします。長期的には、新しい雇用を地方のアメリカ人に送出し、ネットの新しい経済成長を動かしすことで、小企業の拡張と新産業の作成を引き起こすでしょう」とのコメントを寄せている。

 IBMとIBECは、アラバマのカルマン電力企業、インディアナの西インディアナREMCとパークカントリーREMCと南中央REMC、ミシガンの中西部エネルギー協同組合、バージニアのBARC電力、そして中央バージニア電力の7社の電気事業コオペレータと協力し、送電線ブロードバンドネットワークを築くとしている。これら7社はアメリカ全土の送電線網の45%を提供していて、国土の75%をカバーしている。

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