日本IBMは12日、企業内のデータ・バックアップに必要なストレージ容量を抑え、データ・バックアップ時間を大幅に短縮する新ソフトウェア製品群「IBM Tivoli Storage Manager 6」の日本語対応版を発表、販売を開始した。

 基本版製品「IBM Tivoli Storage Manager V.6.1」は、バックアップ情報管理データベースにIBM DB2のテクノロジーを採用し、内部データベース容量を従来製品に比べ2倍とした。その結果、1台のバックアップ・サーバ当たり最大10億個のバックアップ・データを扱えるようになった。さらに、バックアップとリストアを合わせたスループットも最大50%向上し、IBM社内の検証では従来製品に比べ最大で400%向上した例もあったとのこと(バックアップのみのパフォーマンスに絞った場合)。

 拡張版製品「IBM Tivoli Storage Manager V.6.1 Extended Edition」は、大規模構成向けとなる。「データ重複排除機能」により、バックアップ・データ中の冗長ファイルやファイル内の重複データを削除して保存するので、バックアップのためストレージの容量を旧バージョンと比較して最大40%抑えることができるという。また、データ重複排除機能は、管理するサーバとバックアップ対象のサーバの両方に「IBM Tivoli Storage Manager V.6.1 Extended Edition」を導入するだけでその他のソフトウェアは必要ない。

 価格は、「IBM Tivoli Storage Manager V6.1」が78,200円(税抜、100VU単位の場合。ソフトウェア・ライセンスの機種別サーバ単位課金)、「IBM Tivoli Storage Manager V6.1 Extended Edition」が140,500円。

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