データセンターの省エネ化を推進する団体である米「グリーン・グリッド」コンソーシアムは現地時間4日、第二回テクニカルフォーラムにおいて、データセンターの設備・運営面で効率性を向上するための新プログラム、ツール、指標ならびにガイドラインを新たに発表した。

 「グリーン・グリッド」は、世界各地の会員企業によって構成される業界団体で、データセンターおよびビジネス・コンピューティングの省エネ化に取り組む世界規模のコンソーシアム(2007年設立)。今回あらたに、データセンター設備全体のエネルギー効率指標「PUE」(Power Usage Effectiveness)と「DCiE」(Data Center infrastructure Efficiency)につづき、データセンターのエネルギーあたりの生産性を測るあらたな指標「DCP」(DataCenter Productivity)を紹介した。今回のフォーラムでは、DCPの実際の活用を促進するために、データセンターにおける有力な作業の指標となりえる「データセンターの生産性を予測するためのプロキシ」について紹介し、グリーン・グリッドの会員と業界関係者との議論を実施した。

 テクニカルフォーラムでは、「データセンター2.0プログラム」の計画が新たに発表された。今後数年間にわたって、より良いエネルギー効率のデータセンターを建設・改装・運用するための、データセンター事業者や設計者が活用できる設計ガイドを作成・提供するものだ。グリーン・グリッドを代表してジム・パパスは「データセンターは非常に複雑なシステムで構成されています。業界内で複数の技術設計や成功事例の資料が存在するため、データセンター全体の進展やデータセンターの設計に対する総体的な取り組みのための信頼できる情報元がありませんでした。新データセンター2.0プログラムのイニシアチブにより、グリーン・グリッドは業界で受け入れられるデータセンターの効率を最適化するための設計ガイドを作成する取り組みを推進していきます」とのコメントを寄せている。

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