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【独女通信】独女がはまる、お手軽「プチ修行」の秘密

2006年12月13日16時54分 / 提供:独女通信

独女通信
【独女通信】独女がはまる、お手軽「プチ修行」の秘密
「写経は上手に書く必要はありません。心を込めて書く、ただそれだけです。記事を読まれて、心に引っ掛かった方、ぜひ、プチトライしてみてください。(大本山 成田山新勝寺 福田さん) 写真一覧(2件)
初詣全国人出ランキングでも毎年上位に顔を出すことでも有名な大本山成田山新勝寺。こちらのお寺では、最近写経に訪れる独女が増えているのだとか。写経に限らず、座禅(阿字観)や水行など、短時間で修行気分を味わうことができる「プチ修行」。新しいもの好きの独女の間で、今一番注目されている体験モノといえば、この「プチ修行」は外せないらしい。

「10年前と比較すれば間違いなく増えましたね。以前は50代から80代の女性が6割ぐらい占めていたと思いますが、最近、特にここ2、3年は、若い女性をお見かけします」(大本山成田山新勝寺・写経道場、福田照塔さん)。一人で黙々と写経に打ち込む人もいれば、親子や友達同士で参加する人もいるらしい。福田さんは「写経は修行のひとつ。写経を通して仏さまとご縁を結ぶこと」としながらも、「仕事や人間関係に疲れた身体と心を整える時間・空間を大切にする人が増えている。癒しの心を求める延長線で写経が受け入れられたのでは」と話す。

「友人に修行に行こうと誘われ、見よう見真似で写経を始めた」のは、外資系商社に勤める真美さん。筆を使うのは小学生以来、軽い気持ちで般若心経(276文字)に取り掛かったというが、「簡単そうに見えて、とても奥が深い。間違えても消すことができないと思うと気が引き締まりますね。気持ちが揺れていると字にも出ますよ」書き終わったときのほどよい爽快感が忘れられず、書道セットを購入して、時間を見て家でも書いているそうだ。

京都や奈良地方に旅行するときは、いつも宿坊(寺社仏閣の宿泊施設)という美穂さん(販売・派遣)は、「普通のホテルや旅館は料理が多くて食べきれない」ため、数年前から宿坊に泊まるようになったらしい。「食事はあくまでも質素だけれど、考えようによってはとってもヘルシー。旬の素材を使っていて見た目もきれいだし、四季を身近に感じるようになりました」。

"プチ修行"が独女に受けている理由の一つを「それいけ 旅人!〜宿坊研究会〜」のサイト管理人・堀内克彦さんは、「修行をすることで得られる精神的なリフレッシュ効果に注目が集まったこと」ではと分析。「現代人は忙しいし、処理しなければならない情報も溢れています。雑多な日常から離れて自分を見つめる時間と空間が求められているのではないでしょうか」(堀内さん)。女性専用という所や、友人同士で気軽に宿泊できる宿坊もあるが、そうは言っても「宿坊に行くからには参拝の気持ちは持っていてほしい」と堀内さん。「ホテルや旅館に泊まるのと同じ感覚で大騒ぎというのは、ちょっと困りますが、宿坊の良い所は、厳粛な寺社の空気に身を置けること。心地よい緊張感を得てみては」

また"スローフード"ばやりで、注目されているのが「精進料理」。首都圏にあるお寺で味わえる精進料理を紹介した『心洗われるやすらぎの膳 お寺でいただく精進料理 首都圏編』(情報センター出版局)の編集者三宅由香里さんは、「素材ひとつひとつの滋養と味をとことん活かす精進料理は、限りなくやさしく深いもの」と話してくれた。"プチ修行"に人気が集まっているのは、「身体のデトックスだけでなく、"心の"デトックスにもなるからでは」とのこと。まずは、「長い歴史と文化でその食文化を育んだお寺に足を運び、本物の味を、ぜひ経験してみて」ほしいそうだ。

新年を前に人生に迷いや悩みのあるあなたは、どの「プチ修行」から始める?修行といっても、三日坊主にはならぬようお気をつけめされ。(オフィスエムツー/ハギワラアキコ)

■取材協力
大本山 成田山新勝寺
情報センター出版局
それいけ 旅人!〜宿坊研究会〜


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