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エベレスト街道にも、ついに反政府ゲリラが出没(上)

エベレスト街道にも、ついに反政府ゲリラが出没(上)
エベレスト街道で、10月6日に反政府ゲリラ(マオイスト)に遭遇した日本人トレッカーたち。この街道では世界初の体験者となった。左から二番目が上村信太郎さん。(写真撮影・提供:栃金正一さん)
【PJ 2006年12月13日】− ヒマラヤのトレッキングは、11月から3月末にかけてシーズンとなる。この間のネパールは乾期だから、空気が澄む。8000メートル級の峻峰の眺望がよい。このさき正月休を足がかりにした、ネパール高地のトレッキングに出かける人は急増するだろう。

 おなじ長期連休でも、5月のゴールデンウィークや8月の夏休みシーズンは、ネパールは雨期だから、ほとんど毎日が雲に覆われている。8000メートルの山岳はまず見えない。おなじ経費をかけたヒマラヤ・トレッキングとなれば、光り輝く世界最高峰のエベレストなど8000メートル級の雪峰は見てみたいもの。

 真冬の高所はマイナス20度になる。それでもエベレストが見える、冬場に人気が集まる。ただ、豪雪の日本と違い、雪は少ない。

 外務省の『海外安全ホームページ』(07年11月07日)には、ネパールのマオイストによる金銭徴収(発生地域の拡大)が掲載されている。『10月以降はエベレスト・トレッキングルートでも、許可料等の名目で金銭徴収が行われるようになりました』と注意を呼びかけている。

 ネパールの政局をみると、01年にネパール王室の乱射事件(国王や王妃が10数名射殺された)が起きてから、不安定だ。反政府勢力(96年2月に武装蜂起したネパール共産党の毛沢東主義派:CPNM。マオイスト)が勢力を拡大してきている。かれらは自爆テロや無差別攻撃を避けているし、外人は攻撃対象としていない。

 マオイストの影響力の強い地区に入ることは、要注意だ。ポカラを起点とするアンナプルナ・トレッキングルートでは、マオイストがトレッカーから金銭を徴収する事例が多発している。

 同HPにはマオイストに遭遇した場合、次のような注意を呼びかけている。
(1)相手を刺激するような言動は控える。
(2)自分で対処しようとせず、同伴ガイドに交渉させる。
(3)やむを得ず通行税等の名目で金銭を支払う場合は、領収書を受領しておき、他の場所での重複徴収を防止する。(原文通り)

 同HPで紹介された、今年の10月にエベレスト・トレッキングルートで、最初にマオイストによる遭遇したのが、上村信太郎さんたち五人パーティーだ。上村さんは日本山岳会会員で、『エベレストでなにが起きているか』(山と渓谷社)の著者で、ヒマラヤには精通している。帰国してきた上村さんから状況を聞くことができた。【つづく】

■関連情報
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐に関する問い合わせを除く)
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)5140
○外務省 海外安全ホームページ: http://www.mofa.go.jp/anzen/
○在ネパール日本国大使館
  住所:1253 Narayan Gopsal Sadak Panipokhari, ward No.3
    (North), Kathmandu, Nepal
  電話: (977-1) 4426680

記者HP:穂高健一ワールド
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※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト 穂高 健一【 東京都 】
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