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たかが「ささくれ」と侮ることなかれ

2006年12月13日09時54分 / 提供:PJ

pj
たかが「ささくれ」と侮ることなかれ
「ささくれ」が悪化した結果の筆者の指。大袈裟かつ不自由極まりない。(撮影:北島 要子)
「ささくれ」とは「さかむけ」とも呼ばれ、主に水分・油分・栄養の不足が原因で発生するため、乾燥しがちなこの時期特に気になる方もいらっしゃるのではないかと思う。筆者は少しでも「ささくれ」を見つけると、根元まではがして抜いてしまうのだが、この「ささくれ」侮ってはいけない。一つ間違えると非常に厄介なことになる。

 昔から「ささくれ」は抜くものではないといわれている。それはなぜか。抜いたところの処理が悪ければ雑菌が入り悪化する可能性があるからである。先日、筆者は身をもって「ささくれ」の厄介さを体験した。

■「ささくれ」抜くのは当たり前?
 ある日のこと、いつもの通り「ささくれ」を根元から抜きいつものようにちょっと熱を持ったが気にせず放置しておいたところ、その日の夜には腫れてきて熱を持ち、疼くような痛みを伴うようになったのである。しかし、その時点で筆者は「ささくれ」を甘く見ていた。どうせそのうち治まるだろうくらいに考えていたのである。

 ところが、翌日になっても状況は変わらず、むしろ悪化の一途を辿っていた。「ささくれ」を抜いた場所はぷっくりと腫れ、指全体が熱を持ち疼くような痺れるような痛みを感じ始めたのだ。しかし、筆者はそれでもまだ「ささくれ」を甘く見ていた。こんなときもあるさ、という程度にしか捉えていなかったのである。そして、その翌日には熱や痺れが「ささくれ」があった指の付根から更に下のほうへと広がっていた。さすがに『これはまずい』と思い、翌日の夕方、病院へいったところ、注射2本を打たれ切開されるハメとなったのである。

■「ささくれ」で病院へ
 悪化の原因は「ささくれ」を抜いたことにより切断面がカギ状になり患部を刺激したことと、雑菌が入ったことによるものだった。筆者の指は「ささくれ」があったところを中心として、腫れていた部分に膿が溜まっていたのだそうだ。注射は切開するための痛みを感じないようにするため。切開は中の膿を出すための処置である。

 ちなみに、病院の先生には『最初の段階で来ていれば、飲み薬で直すこともできた』と耳の痛いお言葉をいただいた。筆者のように見てわかるほどに膨れ上がってしまっては切開するのが早く直す最良の策のようだ。また『病巣は縦に広がっていく』とのことだったので、筆者の症状が「ささくれ」のあった場所から手首に向かって広がっていったことも納得できる。

■触らぬ「ささくれ」に悪化なし?
 なんであれ『いつもと違う』と感じた場合は、即病院へ走ったほうが良いだろう。筆者のように安易に構えてしまうと、逆に治療に時間がかかったり余計な出費が嵩むことになる。特にこの季節は人体の免疫力も落ちているという説もあるので、安易な我流処方や思い込みは悪化の原因となる。実際、筆者は未だに切開箇所の治療のために病院へ通っているし、更なる雑菌が入らないよう傷口にはガーゼやテーピングが巻かれ、見た目大袈裟なことこの上ない。しかし「ささくれ」が悪化した痛みよりなにより、切開のための1本目の注射が一番痛かったのは自業自得と思うより他ない。

 さて、「ささくれ」に対しては最近一般的になってきた「水(液体)絆創膏」が中々の効力を発揮するようなので、剥いたり抜いたりせずにそちらを活用してはいかがだろうか。

 何はともあれ「ささくれ」と侮ることなかれ、である。【了】

■関連情報■
ウィキペディア(Wikipedia)

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※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト 北島 要子

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