「Palm webOS」を搭載した初めての携帯電話「Palm Pre」
 米Palm(パーム)は現地時間8日、ラスベガスで開催中の「CES 2009」において、携帯機器向けの新しいOS「Palm webOS」を発表した。「Palm webOS」を搭載した携帯電話「Palm Pre」は、2009年前半に発売される予定。

 「Palm webOS」はモバイルユースに特化した完全に新規のOSとのことで、コア技術としてCSS、XHTML、およびJavaScriptなどの業界標準となるウェブ技術を含むさまざまな先進技術が使われており、技術者にもオープンな開発環境が提供される。連絡先、スケジュール、各種情報などを自由に持ち運べ、PCに接続することなく、あたかも“先回り”してモバイル機器が思考しているように、利用者のニーズと同期するようにデザインされているとのこと。Palm社長兼最高経営責任者のEd Colligan氏は「あなたの情報を取り囲む障壁を解消することによって、webOSとPreはシンプルさをますますモバイルの世界にもたらします」とのコメントを寄せている。

 Palm webOSでは「Palm Synergy」と呼ばれる新機能が利用可能で、さまざまな情報を収集し一覧できるようにするというものだ。たとえば「Linked contacts」ではOutlook、Google、 Facebookのアカウントにある重複した連絡先を、自動的に整理して1つにまとめてくれる。あたかもWeb全体が1台のパソコンとして機能しているかのごとく、「Palm webOS」の情報を更新すれば、すべてアカウント情報が更新される。「Layered calendars」では家族や友人やイベントのスケジュールをまとめてくれるし、すべてを並べて表示することもできる。「Combined messaging」では同じ人との会話を、1つのチャットビューにまとめるといったことも可能だ。これらのアプリケーションはシームレスに動作し、いつでもWebを利用可能だ。複数アプリケーションを同時に動かすことも可能とのこと。マルチタッチインターフェイスもサポートする。

 「Palm Pre」は、「Palm webOS」を搭載した初めての携帯電話となる。丸みを帯びた人間工学的な設計とスライド式のキーボードを特徴としたポケットサイズのデザインとなっている。大型3.1インチタッチスクリーン、GPS、ジェスチャー、スライド式QWERTY配列キーボード、無線LAN(802.11 b/g)、Bluetooth 2.1などをサポートする。サイズは59.57×100.53×16.95ミリで135グラム。

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