縦軸は平均速度(Mbps)、横軸は時間帯。四国の平均ダウンロード速度(ダウンレート)の時間帯速度。ダウンレートの最速は3時台の59.5Mbpsで、この時間帯の全データ平均の42.7Mbpsを圧倒的に超える高速である
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 今回は四国の平均ダウンロード速度(ダウンレート)の時間帯速度を分析する。2008年12月23日〜29日の測定データから四国の4県を発信地とするものを抽出し、時間帯ごとのダウンレートを1時間単位で集計した。

 図を見てのとおり、四国4県のダウンレートの最速は3時台の59.5Mbpsであった。この時間帯の全データ平均は42.7Mbpsであり、しかも、全データ平均の最速時間帯である4時台でも44.8Mbpsであるため、これらを圧倒的に超える高速である。また、その2時間前の1時台も46.5Mbpsの高速で全データ平均の最速を上回った。他にも、0時台、5時台、17時台、19時台において四国4県のダウンレートは同一時間帯の全データ平均を超えている。

 しかし、6時台から16時台においては全データ平均を下回り、特に12時から13時台においては、全データ平均の半分程度という極端な低速であった。そのため、四国の最速と最遅には4.3倍近い差があり、第117回「北海道は3倍以上の時間帯速度差を『試せる大地』」で判明した北海道の速度差よりも大きい。無論、この最高と最低は同じ方の同じ回線における測定データであるはずはないが、四国4県を対象とするサービスを提供する場合は、この極端な速度差を前提に検討することをお勧めしたい。

 さて、全体の波形を見ると、第117回の北海道、第125回の東北の場合と同様に「やや極端ではあるが全国のグラフと傾向が似ている」と言えよう。地理的に近い九州が第124回で「グラフの波形そのものが全国と似ても似つかない」状況であったことから四国も同様かと思われたが反対の結果であった。よって、全国のグラフの「未明は高速で、ビジネスアワーに入ると減速」する特徴は、北海道・東北・四国に由来しており、その極端な速度差を九州が緩和していると言えそうだ。この仮説が正しいかどうかは、今後、時期をまたぎつつ全国各地・地方のデータを出し続けてみないとわからない。2009年も継続調査していこう。

 なお、今回は実質的に2008年最後の統計であり、2009年最初の統計である次回は「恒例!年末・年始の速度傾向解析」を予定している。本年も充実した解析結果をお届けするために、スピード測定へのご参加と測定データへの郵便番号などの入力を宜しくお願いする。

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