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えっ!野菜がタダ。農家で暖冬の影響深刻化(下)

2006年12月04日11時15分 / 提供:PJ

pj
えっ!野菜がタダ。農家で暖冬の影響深刻化(下)
育ち過ぎた、ジャンボな小松菜。農民に一言声をかければ、完熟のおいしい野菜が無料でもらえる? 栃木県・小山市で。(撮影:穂高健一、11月26日)
(上)からのつづき。TVや新聞などでも、トラクターで白菜やキャベツをつぶす報道がなされている。これについて、山中康司さん(小山市)から農民作家の目で実態を語ってもらった。

 「白菜、大根などの野菜が指定産地になっていると、価格調整という名の下に、国の補助金がもらえます。野菜をトラクターで耕(うな)う、見返りに」と話す。70歳代の老夫婦が作った小規模のキャベツ畑などは対象外だという。援助の手はどこからも差し伸べられないらしい。

 キャベツや白菜を市場にださず畑に残したまま耕うと、葉物には水分が多いから、土地が冷え切ってしまう。つまり、土地が痛む。次の耕作にも間違いなく影響してくると、山中さんは教えてくれた。

 「どこの畑でも声をかければ、育ちすぎの白菜やキャベツは無料でくれますよ。農家はヤケクソになっているし、好きなだけ持っていきな、といいます」と山中康司さんは勧める。耕作地での山中夫人の話しと重なり合った。販売すれば、JAなどとの兼ね合いがあるだろう。無料であげる分には問題がなさそうだ。

 「腐らせるより、ましですよ。腐らせれば、畑を痛めるし。手塩にかけて育てた野菜が、食卓の菜になれば、うれしいものです。市場に出荷する野菜はきまって青いうち。完熟巨大に育った野菜は、見た目に悪いけど、完熟で最高においしいときですよ」。都会から夫婦や家族連れで、無料の野菜乞いにでかけてみるのも楽しいかもしれない。ちょっとした交渉ですみそうだ。

 「農家にとっては逆境のとき。こうした機会を利用し、農家と消費者、都会人と地方人の交流の場に結びつけば、それはいいことだ」と山中さんは話す。『紅葉狩り』のシーズンもそろそろ終わり。ここは『野菜狩り』を試みてはどうだろう。土いじりができて、完熟した新鮮な野菜を持ち帰れる。【了】

■関連情報
問い合わせ先
栃木県小山市・山中康司さん
FAX 0285−27−1803

記者HP:穂高健一ワールド
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※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト 穂高 健一

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暖冬  ワールド  PJ  栃木県  新聞  
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