地域WiMAX推進スキーム
 慶應義塾大学SFC研究所と、インテック、ジュピターテレコム、ブロードバンドタワー、ワイドリサーチは20日、神奈川県藤沢市における地域WiMAX通信サービス運営会社・湘南オープンワイヤレスプラットフォーム合同会社(仮称)の設立と慶應義塾大学SFC研究所による研究開発活動の推進について合意した。

 今回の合意は、地域WiMAX技術を利用した通信サービスによるオープンな利用技術やビジネスモデルの創出を目指し、次世代ネットワークのインフラ、およびビジネスモデル構築のための仕組み作りを目的としたもの。湘南オープンワイヤレスプラットフォームは、4社の共同出資によって設立され、2.5GHz帯の周波数を使用する地域WiMAX無線局について、すみやかに免許取得に向けた動きを開始し、2009年中の運用開始に向けての準備に着手する。

 資本金は9,300万円。出資構成は、インテック、ジュピターテレコム、ブロードバンドタワーがそれぞれ3,000万円(32.3%)、ワイドリサーチが300万円(3.2%)。技術顧問として慶應義塾大学環境情報学部の中村修教授が就任する。12月に設立され、2009年1月に免許申請、2009年4月に運用が開始される予定だ。

 慶應義塾大学SFC研究所によってあらたに設立された「アンワイヤード研究コンソーシアム」は、湘南オープンワイヤレスプラットフォームが運用するWiMAX通信環境を活用して通信サービス機器の開発、アプリケーションやサービス事業を目的とする企業などを募り、ともに研究開発や実証などのプロジェクトを推進していくとしている。

■関連ニュース
NEC・ヤマハなど4社、超小型モバイルサーバを活用した現場可視化ソリューションを販売
UQコミュニケーションズ、モバイルWiMAXのMVNO向け提供条件を公表
ハートネットワーク、WiMAXサービス実験モニターを10月30日まで募集
中国Huawei、2008年第2四半期に55件のIEEE802.16m標準化提案を提出
米Agilent、最大10MbpsのDLスループットを実現したモバイルWiMAXテストセット向けファームウェア