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消費者をガッカリさせる、家電量販店の折り込み広告

消費者をガッカリさせる、家電量販店の折り込み広告
エプソンのプリンタPM-A820が8800円と表示されていた25日朝刊の家電量販店の折り込み広告。(撮影:堀口剛)
【PJ 2006年11月27日】− 家電量販店の広告は、新聞の折り込み広告としてよく入るが、それを見ていて少々気になることがある。広告に表示されているパソコンやプリンタなどの価格表示だが、プロバイダ加入を条件で購入した場合の価格で書かれているのだ。本体だけを購入するよりもかなり安い価格で表示されているので、一瞬パッと見て、安いと思うのだが、プロバイダ加入が条件に付いているので、実際はそうでもないとわかる。このように非常に紛らわしいのだ。

 25日の朝刊に入ってきた折り込み広告の中の1枚であるが、とある有名な家電量販店の広告を見てみると、エプソンのプリンタPM-A820という機種の価格が8800円と出ていた。いくらなんでもスキャナも付いている多機能プリンタの現行モデルとしては安すぎる。ちなみにこの機種の実勢価格を調べてみると、livedoor価格比較24日現在で最安値1万9800円(税込)となっていた。やはり8800円ではいくらなんでも安すぎる。

 そこでよく見てみると、小さく吹き出しで「KDDIメタルプラスネットDION ADSL加入で」と書いてある。これはインターネットのプロバイダ加入が条件で、このような価格になるということだ。また、このお店の他の商品を見てみると、ノートパソコンやデスクトップパソコンなどにも同じ手法で価格表示がされている。

 例えば、「当社指定プロバイダ同時加入特典 合計30,000円還元で」と小さく書かれていて、還元後の価格が大きく書かれていて、本体のみの販売価格よりも大きく書いてある。これではどちらが本体価格かわからないであろう。また、プロバイダに強制的に加入させようとしている意図が見受けられる。

 パソコンを購入する人の中には、すでにインターネットをやっている人もいるだろう。そのような人は、プロバイダの加入は必要ない。よって、パソコン本体のみを買おうと広告を見た人にとっては、プロバイダ加入の価格はそれほど重要ではないのだ。

 しかし、一瞬飛び込む信じられないような安い価格に反応してしまうのも事実である。後から、プロバイダに加入しないとその安い価格で買えないのか、とガッカリするのだが、これは一種の詐欺行為ではないか。こういう紛らわしい価格表示はやめてもらいたい。【了】

■関連情報
記者ブログ:堀口剛のライブドアPJ パブリックジャーナリスト宣言

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パブリック・ジャーナリスト 堀口 剛【 埼玉県 】
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