今週のお役立ち情報
【独女通信】日本最高峰のセレブパーティに潜入!(後編)
2006年11月26日19時09分 / 提供:独女通信
お年頃の男女が社交界デビューするという、日本でも珍しいセレブのためのイベント『ザ・デビュタント・ボール 〜椛の夜会〜』もいよいよ佳境に入ります。
前編はこちら
食事の前に、まずは全員シャンパンで乾杯。続いて始まったディナーは、ホテルの料理長がこの日のために準備をした豪華フルコース。シャンパンやワインの銘柄を見ても、それだけで参加費35,000円は飛んでしまうのでは? と思えるような逸品ぞろい。「このパーティ、採算とれるんだろうか」などと、食事の間によけいな考えがよぎってしまう私は、骨の髄まで一般人です。
この日のパーティに集まったゲストの人々は、各界の文化人がメイン。友人の裕子に言わせると、「タレントが来ることを看板にするようなパーティは、決して本物のセレブパーティではないのよ」と言っていたが、どうやらそれは本当らしい。といってもタレント並に有名な文化人は、見回しただけでも、ずいぶんいるような気がする。
デザイナーのコシノ・ジュンコさん。漫画家の桜沢エリカさん。貴乃花親方夫人の花田景子さん。お笑い芸人品川祐の母親で魅力心理研究家のマダム路子先生。安倍総理のアドバイザーである哲学者、行徳哲男先生。元JJモデルで美容家の高世愛桂美さん。「骨盤エクササイズ」のボディセラピスト、立花みどりさん。「出産」本で有名なバースコーディネーターの大葉ナナコさん。その他、大手企業の社長、医師、大学教授、一流ホテルや有名レストランの経営者と、それらの方々のご家族などが多数参加しているという。
一般の人の参加は、圧倒的に独女世代。しかもそのほとんどが、日常「自分磨き」に励み、生き方もたたずまいも美しい、内面からのセレブを目指している女性たちだという。有名人と見るとついデジカメを向けてしまい、何を見ても頭の中で「これはいくらぐらい」と値踏みをしてしまう私は、どうひっくり返っても、セレブにはなれそうもない。このパーティに参加している同世代の女性たちが、やたらにまぶしく感じられたのは、豪華ドレスのためだけではないみたい。
いわゆる舞踏会で、社交界デビューをする場合、ヨーロッパでは10代後半が中心だそうだ。「椛の夜会」の場合はもう少し幅が広く、20代であればデビューしてもOKとのこと。独女世代の場合は? と聞いてみたら、「う〜ん、そのへんはちょっと……」と、言葉を濁された。この日、「椛の夜会」で、デビューダンスを披露した若者たちは、ほとんどが20代前半。「学習研究社」創業者のお孫さんをはじめ、いずれも由緒正しきお生まれの方ばかりという。
日本人にとって、ヨーロッパの舞踏会は憧れつつもあまりにも縁が遠すぎる世界。だけど実は日本にも、舞踏会文化を紹介する「クライネ・クローネ」という組織があり、希望者は、本場の舞踏会に参加することができるという。この日、パーティでご一緒した「クライネ・クローネ」代表のクローネ・マキコさんに、「椛の夜会」の感想を聞いてみた。
「ヨーロッパの舞踏会は、ただ“踊るだけ”の場ではなく、歴史と伝統を持つ“文化“、そして“社交界“そのものなんですね。オーストリアのウィーンでは冬になると200 回くらい舞踏会があるんです。それこそ大統領主催の会から公民館主催のまでいろいろなレベルがあります。大統領主催ともなると各国の大使や名士がいらっしゃるので、それは豪華で見事ですよ。本場ではダンスが苦手でも、社交が楽しめる場として舞踏会が存在するのですが、日本でもそのような場所ができたら本当に素敵ですね」
ヨーロッパには舞踏会で社交をする、文化を楽しむという土壌が何百年も前からあるという。でも、そうした本場のスタイルを丸ごと真似するのではなく、日本らしさを取り入れたこの『椛の夜会』は、素晴らしい……と、クローネさんは語ってくれた。「デビュタントの方のダンスについての批評は差し控えますが(笑い)、この会の将来に期待したいと思います」
“マナー”とは、単に格好をつけるためだけの、“カタチ”ではない。また、舞踏会のみならず社交の場でのマナーは、女性だけが知っていても何の意味もないとクローネさんは言う。「カップル社会であるヨーロッパでは、エスコートをする男性もされる側の女性共に、素養として身に付けたマナーに基づいた振る舞いが大切なんです。マナーを身につけていなければ、いくら着飾っても、社交の場に出る大人としては、恥ずかしいことなんです」
う〜ん、なるほど。着飾る以前にマナーあり、か。これから「自分磨き」生活に突入するのもやぶさかではないけれど、“カップル社会ではない日本“では、パートナーの男性に一緒に学んでもらうのは、とても難しそうだ。
大興奮のパーティもいよいよ大詰め。美男美女が歌うオペラを堪能した後は、ダンスタイムがあり、その後は素敵な賞品が当たる抽選会「ラッキードロー」がスタート。ゲストが1枚1,000円の抽選券を買い、その売り上げは、その場でWWF(世界自然保護基金)に寄付される仕組みだ。ブランドもののバッグやバカラのクリスタルが当たるほか、目玉賞品は数百万円相当のダイヤモンドのネックレス。もちろん私も参加したが、空振り。う〜ん、残念。バカラ日本法人の社長夫人からキラキラと輝くバカラのクリスタルを手渡されている人がうらやましい。
閉会の挨拶と共に、パーティはつつがなく終了。4時間テーブルを共にした、他のゲストの方々とすっかり仲良くなった私は、名刺交換をして再会の約束をし、会場を後にしたのだった。パーティ会場前のホワイエや、ロビーではその日初めて出会った人同士が、名刺交換をしたり、まだ興奮冷めやらぬ様子で話し込んだりしている。なるほど、なるほど。こうやってネットワークを広げることも、社交パーティのメリットなのね。「椛の夜会」は、来年も開催するそうだから、次は裕子も引っ張ってきて絶対に参加するぞ。
後で聞いた話だが、この日「椛の夜会」パーティでデビュタントダンスを披露した8名の女性と、主催者の上月マリア先生が身につけていた豪華なティアラやネックレスは、すべて本物のダイヤモンドだったという。それだけでトータル2億円近くになり、また200名を超えるゲストの人々が身につけている宝石を加えると、どれだけの価値になることか。それだけの宝石がゴロゴロしているにもかかわらず、いかめしいガードマンの姿が会場内になかったのは、やはりセレブの会だから? 相変わらず値踏みで終わってしまう私は、悲しいほどに一般人であるけれど――。(取材/柴崎晃子)
■ 参考サイト
・日本プロトコール&マナーズ協会
・ザ・デビュタント・ボール「椛の夜会」
・クライネ・クローネ
前編はこちら
食事の前に、まずは全員シャンパンで乾杯。続いて始まったディナーは、ホテルの料理長がこの日のために準備をした豪華フルコース。シャンパンやワインの銘柄を見ても、それだけで参加費35,000円は飛んでしまうのでは? と思えるような逸品ぞろい。「このパーティ、採算とれるんだろうか」などと、食事の間によけいな考えがよぎってしまう私は、骨の髄まで一般人です。
この日のパーティに集まったゲストの人々は、各界の文化人がメイン。友人の裕子に言わせると、「タレントが来ることを看板にするようなパーティは、決して本物のセレブパーティではないのよ」と言っていたが、どうやらそれは本当らしい。といってもタレント並に有名な文化人は、見回しただけでも、ずいぶんいるような気がする。
デザイナーのコシノ・ジュンコさん。漫画家の桜沢エリカさん。貴乃花親方夫人の花田景子さん。お笑い芸人品川祐の母親で魅力心理研究家のマダム路子先生。安倍総理のアドバイザーである哲学者、行徳哲男先生。元JJモデルで美容家の高世愛桂美さん。「骨盤エクササイズ」のボディセラピスト、立花みどりさん。「出産」本で有名なバースコーディネーターの大葉ナナコさん。その他、大手企業の社長、医師、大学教授、一流ホテルや有名レストランの経営者と、それらの方々のご家族などが多数参加しているという。
一般の人の参加は、圧倒的に独女世代。しかもそのほとんどが、日常「自分磨き」に励み、生き方もたたずまいも美しい、内面からのセレブを目指している女性たちだという。有名人と見るとついデジカメを向けてしまい、何を見ても頭の中で「これはいくらぐらい」と値踏みをしてしまう私は、どうひっくり返っても、セレブにはなれそうもない。このパーティに参加している同世代の女性たちが、やたらにまぶしく感じられたのは、豪華ドレスのためだけではないみたい。
いわゆる舞踏会で、社交界デビューをする場合、ヨーロッパでは10代後半が中心だそうだ。「椛の夜会」の場合はもう少し幅が広く、20代であればデビューしてもOKとのこと。独女世代の場合は? と聞いてみたら、「う〜ん、そのへんはちょっと……」と、言葉を濁された。この日、「椛の夜会」で、デビューダンスを披露した若者たちは、ほとんどが20代前半。「学習研究社」創業者のお孫さんをはじめ、いずれも由緒正しきお生まれの方ばかりという。
日本人にとって、ヨーロッパの舞踏会は憧れつつもあまりにも縁が遠すぎる世界。だけど実は日本にも、舞踏会文化を紹介する「クライネ・クローネ」という組織があり、希望者は、本場の舞踏会に参加することができるという。この日、パーティでご一緒した「クライネ・クローネ」代表のクローネ・マキコさんに、「椛の夜会」の感想を聞いてみた。
「ヨーロッパの舞踏会は、ただ“踊るだけ”の場ではなく、歴史と伝統を持つ“文化“、そして“社交界“そのものなんですね。オーストリアのウィーンでは冬になると200 回くらい舞踏会があるんです。それこそ大統領主催の会から公民館主催のまでいろいろなレベルがあります。大統領主催ともなると各国の大使や名士がいらっしゃるので、それは豪華で見事ですよ。本場ではダンスが苦手でも、社交が楽しめる場として舞踏会が存在するのですが、日本でもそのような場所ができたら本当に素敵ですね」
ヨーロッパには舞踏会で社交をする、文化を楽しむという土壌が何百年も前からあるという。でも、そうした本場のスタイルを丸ごと真似するのではなく、日本らしさを取り入れたこの『椛の夜会』は、素晴らしい……と、クローネさんは語ってくれた。「デビュタントの方のダンスについての批評は差し控えますが(笑い)、この会の将来に期待したいと思います」
“マナー”とは、単に格好をつけるためだけの、“カタチ”ではない。また、舞踏会のみならず社交の場でのマナーは、女性だけが知っていても何の意味もないとクローネさんは言う。「カップル社会であるヨーロッパでは、エスコートをする男性もされる側の女性共に、素養として身に付けたマナーに基づいた振る舞いが大切なんです。マナーを身につけていなければ、いくら着飾っても、社交の場に出る大人としては、恥ずかしいことなんです」
う〜ん、なるほど。着飾る以前にマナーあり、か。これから「自分磨き」生活に突入するのもやぶさかではないけれど、“カップル社会ではない日本“では、パートナーの男性に一緒に学んでもらうのは、とても難しそうだ。
大興奮のパーティもいよいよ大詰め。美男美女が歌うオペラを堪能した後は、ダンスタイムがあり、その後は素敵な賞品が当たる抽選会「ラッキードロー」がスタート。ゲストが1枚1,000円の抽選券を買い、その売り上げは、その場でWWF(世界自然保護基金)に寄付される仕組みだ。ブランドもののバッグやバカラのクリスタルが当たるほか、目玉賞品は数百万円相当のダイヤモンドのネックレス。もちろん私も参加したが、空振り。う〜ん、残念。バカラ日本法人の社長夫人からキラキラと輝くバカラのクリスタルを手渡されている人がうらやましい。
閉会の挨拶と共に、パーティはつつがなく終了。4時間テーブルを共にした、他のゲストの方々とすっかり仲良くなった私は、名刺交換をして再会の約束をし、会場を後にしたのだった。パーティ会場前のホワイエや、ロビーではその日初めて出会った人同士が、名刺交換をしたり、まだ興奮冷めやらぬ様子で話し込んだりしている。なるほど、なるほど。こうやってネットワークを広げることも、社交パーティのメリットなのね。「椛の夜会」は、来年も開催するそうだから、次は裕子も引っ張ってきて絶対に参加するぞ。
後で聞いた話だが、この日「椛の夜会」パーティでデビュタントダンスを披露した8名の女性と、主催者の上月マリア先生が身につけていた豪華なティアラやネックレスは、すべて本物のダイヤモンドだったという。それだけでトータル2億円近くになり、また200名を超えるゲストの人々が身につけている宝石を加えると、どれだけの価値になることか。それだけの宝石がゴロゴロしているにもかかわらず、いかめしいガードマンの姿が会場内になかったのは、やはりセレブの会だから? 相変わらず値踏みで終わってしまう私は、悲しいほどに一般人であるけれど――。(取材/柴崎晃子)
■ 参考サイト
・日本プロトコール&マナーズ協会
・ザ・デビュタント・ボール「椛の夜会」
・クライネ・クローネ
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