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きょう25日は世界中で「無買日(ムバイデー)」!

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きょう25日は世界中で「無買日(ムバイデー)」!
商業主義に「ちょっと待った!」。11月25日は無買日(ムバイデー)。あなたが買おうとしているものは本当に必要なもの?カナダのアドバスターズ財団の呼びかけで、世界中で消費社会に疑問を投げかけるイベントが開催。(撮影:奥田美紀、11月25日)
【PJ 2006年11月25日】− 生活に必要なものは揃っているのに、人はどうして買い物をし続けるのだろう。限界のない物欲。あなたが買おうと思っているものは、本当に買う必要のあるものですか・・・。出来るだけ買い物をしないで過ごしてみようというのが「無買日」(ムバイデー)。日本ではきょう11月25日、大量消費社会に疑問を感じる市民らが各地で無買日を呼びかける。

 本来なら毎日が無買日であることが無駄な資源を消費しないためにも理想的だが、商業広告に溢れた今日の社会では簡単なことではない。「せめて1年のうちで1日だけでも無買日に」という願いから、毎年11月の最終土曜日を無買日にすることにした。

 発案者はカナダのアドバスターズ・メディア財団。1992年に始まった。英語では、「Buy Nothing Day」と呼ばれている。今年で14回目を迎え、60カ国以上で、100万人以上が参加する国際的なイベントになった。

 米国の場合は、「ブラックフライデー」と呼ばれるクリスマスセールの初日あたる11月の第4木曜日の感謝祭翌日に、大勢の買い物客がショッピングに繰り出すため、毎年1日早く無買日を迎る。米国のパフォーマンスアーティスト・ビリィ牧師(買ウナー教会)は、「汝(なんじ)、何時(なんじ)でも、買うべからず」と説教し、商業主義のクリスマスに疑問を投げかけるパフォーマンスを毎年行ってきた。

 日本でも様々な取り組みが行われる。京都や沖縄では、サンタクロースの格好をして禅を組む「禅タクロース」がショッピング街で瞑想を行い、「近代社会の消費=買い物とは何か」を訴える予定だ。米国のコマーシャリズムの産物とサンクロースをとらえ、これに禅の思想を組み合わせ、「消費について深く考えよう」と呼びかける。

 過剰消費が引き起こす環境破壊、商品の生産過程に潜む発展途上国での児童労働の可能性、商品の焼却によるダイオキシン発生の有無−など、消費することで知らないうちに社会問題に加担している可能性もある。
 こうした消費行動を見直そうと、「無買デーにできる108のこと」では、様々な取り組みが提案されている。企業のウェブページを見たり、コールセンターに電話して、その企業がどれだけ環境に配慮し、社会的責任を果たしているかを調べる、といった積極的なものもあれば、お互いに不要なものを交換しあう、物置の奥に放置したままの壊れたたものを解体・修理するなど、気軽に取り組めるものも紹介されている。

 アドバスターズ・メディア財団の創設者の1人、カレ・ラースンさんは、「無買日は人々の行動を1日だけ変えるものではなく、生産、消費、廃棄の少ないライフスタイルを開始する第一歩だ」とコメントし、多くの人の参加を呼びかけている。【了】

■関連情報
無買日ジャパンネットワーク

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パブリック・ジャーナリスト 奥田みのり【 東京都 】
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