【ファンキー通信】エレベーターに早く乗れるテクニックは?

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 エレベーターを待つ時間って、イライラしない? 自分が乗ろうとしたときにエレベーターが止まっていると、それだけで気分よくなっちゃうもんね。反対に、自分が1階にいるときにエレベーターが全く違う階に止まっていたらイライラ・・・。

 ところでわたしたちは、どのくらい待たされたらイライラするんだろう。

 「一般的には1分以上待たされるとイライラし、イライラは待ち時間の2乗に比例すると言われています」(三菱電機/西村 純子さん)

 CITIZENの『ビジネスパーソンの「待ち時間」意識調査』のアンケート結果によると、エレベーターの待ち時間は“30秒以上でイライラ”がもっとも多い26.5%、1分が23.0%とどうやらこのあたりがボーダーラインみたい。少しでも早くエレベーターに乗るコツとかないの?

 「車いす専用ボタンを押して、エレベーターを呼んだ場合、一般用ボタンを押した場合より戸が開いている時間や、戸の開閉時間が長くなります」(同)

 デパートとかでやったことはありませんか? とりあえずボタンを手当たり次第に全部押してしまう。少しでも早く来てほしいと思って、車いす専用のボタンまで連打・・・。これは、エレベーターの待ち時間を増やす立派な要因だったみたい。

 ちなみにエレベーターの中には、階数ボタンを押し間違えたときのために、同じ階のボタンを2回押すことでキャンセルできるものもあるみたい。待っている人のためにも、トライしたいものです。メーカーによるイライラ解消の取り組みもさまざまなようです。

 「群管理といった、複数台数のエレベーター全体を効率よく運行させる管理システムを開発したり、走行時間や扉の開閉時間を短縮するなどさまざまな取り組みをしています」(同)

 毎日乗る人にとっては、ちっちゃなイライラも積み重なったら立派なストレスに。皆さんもぜひエレベーターの効率的な利用にご協力ください!(平田桃子/verb)

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シチズン意識調査 - 文中で紹介した調査結果を掲載したWebサイト