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【独女通信】日本最高峰のセレブパーティに潜入!(前編)
2006年11月22日17時41分 / 提供:独女通信
目的なく学ぶといっても、やはりどこかで自分の知識は生かしたいもの。マナー教室が盛況になると同時に、日頃の学びが生かせるセレブパーティやお茶会などが、最近ちらほらと目につくようになった。そんな中、日本では例を見ない規模のセレブパーティが、11月2日、東京・芝の東京プリンスホテルで開催されるとの情報が……。「日本最高峰のセレブパーティ」というふれこみに、好奇心が抑えきれない私だった。
今回のパーティを主催する日本プロトコール&マナーズ協会に問い合わせてみると、参加費を払えば、一般の人も自由に参加できるとのこと。家柄とか収入を問われたらどうしようと、門前払いを覚悟していた私には、嬉しい驚きだった。しかし、ここから先が簡単ではない。このパーティに参加するには厳しいドレスコードがあり、男性はタキシード、女性はイブニングドレスか着物のみ。パンツスーツやミニスカートしかないワードローブを見て、ため息をついた私なのであった。
「あなたね、正式なマナーも知らないで、そんなパーティに参加するのは無謀だよ」と、友人の裕子。「イブニングドレス」とは、結婚式のときに来ていく服……程度の認識しかなかった私は、裕子のダメ出しにすっかり落ち込んでしまった。「ドレスコードは、服だけじゃないのよ。靴だってブーツや、バックストラップ、ミュールなんかは絶対にNGなんだから」私の下駄箱を見て、眉間にシワを寄せる裕子。しょうがないでしょッ。それしか持ってないんだから。
結局、裕子の助けを借りて、ドルチェ&ガッバーナのセクシー&優雅なロングドレスをレンタル。アクセサリーとバッグも、もちろんレンタル。当日は美容院でヘアをアップスタイルにし、気分はお嬢様で会場に乗り込んだ。11月2日、会場は東京・芝の東京プリンスホテル地下2階ボールルーム。この催しの正式名『ザ・デビュタント・ボール 〜椛(もみじ)の夜会〜』にふさわしく、午後6時を過ぎると、ドレスやタキシードに身を包んだ200人を超える紳士淑女が続々とやってきた。
二十絃箏の演奏やオペラなど、一流のエンターテインメントに一流ホテルのフルコース。ダンスタイムや、プレゼントタイムありの4時間で、参加費35,000円は意外に高くはない。ただし、パーティ参加資格であるドレスやヘアを整えると、この段階で、軽〜く7万円を超えてしまったのは、一般人の私には痛かった……。
ところで「デビュタント・ボールって何?」と思った私は、恥を忍んで日本プロトコール&マナ−ズ協会に聞いてみた。デビュタント・ボールとは、簡単に言ってしまうと、お年頃の男女が華々しく社交界にデビューを果たす催しのこと。ヨーロッパではポピュラーなイベントといえば、ああ、と思い当たる人もいるかもしれない。「椛(もみじ)の夜会」は、社交界デビューする若者たちを見守り、紳士淑女が祝福を送るパーティで、日本ではかなり珍しいイベントである。もちろん、これほどの規模で行うのは、初めてのことだ。
この日、華々しく社交界デビューする若者は男性が5名、女性が8名。想像していたより少ない気がしないでもないけれど、日本初のデビュタント・ボールに参加するだけあって、みなさん身のこなしも優雅な若き紳士淑女ばかり。会場は大きな結婚式場くらいの広さで、ひとつの丸テーブルには10名ずつのゲストが着席。広い会場の中央にはステージと、ダンスフロアがある。きらびやかなシャンデリアの下、挨拶を交わすゲストたちは皆、リラックスした風情で笑いさざめき合っている。
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