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アフリカで活躍する中国人の白衣の天使!

2006年11月12日10時09分 / 提供:PJ

pj
中国の動きが世界政治の中で急にウエイトを増してきており、先週はアフリカ諸国を北京に集めて盛大な会議を催した。香港に本拠を置くアジア・タイムズ・オンラインは11月3日付の記事の中で中国のアフリカにおける活動は実は1960年代の毛沢東の時代から始まっているとして、中国のアフリカにおける最近の動きを詳細に伝えている。

 アフリカにおけるネオ植民地主義という西側の批判が高まる中、中国政府は、中国の投資家および労働者がアフリカにおいて行儀良く振る舞うよう要求する通達を出した。この通達は今週北京で開催される中国・アフリカ協力フォーラムの前夜に出された。このフォーラムはアフリカ諸国との友好50周年を記念して開かれたものだが、明らかにアフリカ諸国のハートを掴むことを目的とするものだ。

 過去数十年にわたり、ほぼ1万6000人の中国人の医師がアフリカ諸国に対する友好の印として働いてきた。この慣行は毛沢東の時代にさかのぼる。1960年代の初め、毛沢東はアフリカに「白衣の天使」を送り込み、裸足の医師たちを中国の田舎に送り込んだ。この慣行は現在も続いており、中国の親善の証しとなり、アフリカにおける良いイメージを築き上げている。

 しかしながら、「白衣の天使」として中国を演出する最近の努力は、貿易とビジネスがうなぎのぼりに増えるにつれ、新たな批判の種となっている。中国はアフリカである種の「ネオ・植民地主義」に携わっているという、西側諸国からの批判を招いている。こうした批判に対して、北京政府はそのアフリカ政策の再調整に動いている。アフリカでの中国の成功が時としてジェラシーで色づけされた西側諸国の批判を引き起こすとき、この動きはとかくしり込みするように思われる。北京政府は、西側諸国からの矢継ぎ早の批判が中国とアフリカ諸国間の不和を生むことを恐れている。

 中国の内閣に相当する国務院は先週「企業の海外投資を奨励し標準化するための9原則」を発表した。これは平易な言葉でいえばアフリカに進出している中国企業に対し「行儀よくせよ」という警告と解釈されている。この9原則は、中国の会社(殆どが政府系企業)がその国の法律を守り、透明性と平等の見地に立って契約を結び、その国の従業員の労働権を守り、環境に配慮し、企業の社会的責任を果たすことなどを要請している。

 いまのところ、アフリカにおける北京政府の利害関係は首尾よくいっている。特に、増大し続ける石油需要を緩和するのに役立っており、中国は2005年にアフリカから3830万トンの原油を輸入したが、これは原油総輸入量の30%に相当する。アンゴラ、スーダン、コンゴ共和国、赤道ギニアの四カ国は石油輸出国のトップ10に入っている。今年の前半期に、アンゴラはサウジアラビアを抜いて中国に対する最大の石油輸出国となった。

 中国は工業製品と引き換えにアフリカの原材料を輸入するという中国に有利な貿易パターンが実現しつつある。中国は安価な工業製品をアフリカに溢れさせる一方、アフリカは石油、木材、銅、ダイヤモンド、その他の原材料を中国に積み出している。これは植民地主義の真髄だというものもいる。アフリカはますますアジア諸国、特に中国との交易に頼っている。アジアはアフリカにとってアメリカ、EUに次ぐ第三の重要な市場だ。中国は2000年から2005年の間に年率30%でアフリカ/アジア間の貿易を伸ばしてきた。中国とアフリカの今年の貿易額は500億ドルを超えるものと見られている。

 しかし、エコノミストは新興国の経済的な協力に関し深く憂いている。世界銀行はアフリカの開発に「中国モデル」を採用することに関心を持っているが、専門家の中には「中国モデル」が世界市場でアフリカの競争力を育てることの可能性について疑問を持っているものがいる。「アフリカは中国に輸出する工業製品が少なく、中国に石油を輸出し過ぎている」と世界銀行のハリー・G・ブロードマンは言う。経済開発の歴史を紐解けば、資源に過度に偏っている国は経済が成熟しないことが分かる。また、中国はワールド・クラスの技術やノウハウをアフリカに提供でないと専門家は指摘する。

※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト 

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