ゲストさんログイン

ウェブ検索

最新ニュース! クリックするほどよく分かる

livedoor ニュース

今週のお役立ち情報

新靖国史観?テレ東が遊就館展示責任者インタビュー

新靖国史観?テレ東が遊就館展示責任者インタビュー
遊就館正面エントランスに展示される泰緬鉄道のC56型蒸気機関車。沖縄戦で弾痕が残る日本軍の榴弾砲とカノン砲。決して平和的展示物ではない。泰緬鉄道は欧米諸国の戦争捕虜へ多大の犠牲を強いたのだ。戦後50年を経てなお、タイ・カンチャナブリの犠牲者墓地を訪れる遺族は後を絶たない。彼らは機関車をどうみるだろう?(撮影:今藤泰資)
【PJ 2006年11月05日】− 今年9月、小泉純一郎首相は引退した。だが引退は「靖国神社問題」の終焉を意味しない。日中韓暗黙の了解のうちに凍結状態になっただけなのだ。日本の対外主要課題の一つ、国家指導者が「靖国神社へ参拝」する可否と「遊就舘」展示物の歴史観についての議論はこれからが本番ということになる。

 こうした中、11月3日午後5時、テレビ東京系の番組「速!ホウ」が、靖国神社遊就館の展示について興味深いニュースを流した。アメリカ議会によって疑義を突きつけられた遊就館展示パネル責任者の永江太郎氏に対する初インタビユーに成功したのである。

 記者の質問に永江氏はこう応えた。「展示物について、アメリカから批判があった」「展示後数年を経たので差し替えの時期でもあった」。だが、「アメリカ以外の国から展示についての異論はない」「したがって(ルーズベルト戦略以外の)展示を変えるつもりはマッタクない」と結んだ。

 永江太郎氏の前職は防衛庁防衛研究所主任研究官である。そこことだけで永江氏を軍国主義者と断定するつもりはない。だが「支那事変」や「大東亜戦争」という表現は旧軍部が好んで使った。今ではとうに死語なのである。それ以前に宗教施設に付属軍事博物館は不要なのである。アジア諸国に与えた歴史を忘れてはならない。「支那事変」や「大東亜戦争」が、遊就舘がいう「今甦る日本史の真実」であるなど言語道断だ。軍事問題研究者であれば、なおさら無知蒙昧のそしりは免れえまい。「利敵行為」と言い換えてもいい。反日的アジア諸国に政治的言質を与えるだけなのである。

 歴史はしばしば為政者らの手によって歪められる。靖国神社には神社なりの「靖国史観」があっても不思議とは思わない。だが、わが国の青少年を「皇国史観」に導いてはならない。中国や韓国での対日歴史認識に疑義をはさむならなおのこと。神社本体も永江氏も、まず隗より始めるべきなのである。国旗高揚や国歌斉唱に反対する狂気じみた見解に不愉快さを隠さない自分でさえそう思うのだ。

 戦争勃発の主因はどうであれ、中国や韓国、そして欧米諸国へ日本が仕掛けた戦争が「太平洋戦争」なのである。吉田祐・一橋大学教授の言葉を待つまでもない。自社を国家的宗教施設と称するならば、特殊史観で物申すべきではない。わたしは過去、テレビ東京系のニュースを視聴する機会がなかった。この日の「速!ホウ」は大スクープと評価しておきたい。【了】

■関連情報
PJニュース.net
PJ募集中!
※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト 今藤 泰資【 茨城県 】
この記事に関するお問い合わせ / PJ募集
コメントするにはログインが必要です
ログインしてください
投稿

前後の記事

PJオピニオンアクセスランキング

注目の情報
髪の悩み、何をすべきか!
髪の悩みは、髪のプロに!
「発毛実感コース」─脱毛原因調査、発毛施術体験、発毛アドバイス。
1人1回だけ。自分の髪のこと、知るチャンス!


髪のプロに診てもらう→