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[PR]小谷実可子の「習慣術」って??

善悪の判断、「鉄腕アトム」の悩みと同じかも。

2006年11月03日07時24分 / 提供:PJ

pj
どうしてこんな国になってしまったのだろうか?コンプライアンスの社会では、決められた事を守るのが、最も優先で、独自性や裁量権などは一切認められないようだ。ひょっとすると、ある意味での「全体主義」の可能性もあるのでは。

 1933年以降のドイツでのお話で、親を子が告発するケースがあった。親が政権党の政策批判や不満を食事などで不満を漏らすと、翌日には秘密警察に親は検挙されるという構図である。今の日本はここまで行ってはいないが、同じような構図が生まれつつある。内部告発だ。確かに、遵法精神は大切なのであるが、その運用を誤ると、とても住みにくい世の中になってしまう。

 例えば、「飲酒運転」は一定基準以上のアルコール度が呼気より検出される必要がある。人間の個人差で、その状態は異なり、時間経過のみがその目安とならない。つまりは、「飲酒運転」を防ぐためには、一切の飲酒後の運転を認めない厳しさが必要となる。しかし、この個人差があることで、一切という基準は守られないし、飲酒を提供する場所でも、その営業行為からすれば、そこまでの徹底ができないというのが現実だ。最近は、注意をしているから事故は少なくなっているが、どこまでその状態が続けることができるかが問題である。

 今回の高校単位不足も、現役は補講で履修するとしても、既卒の単位不足はそのままにされてしまうのだろう。その数の余りの多さは、特に受験校そして中・高一環教育の私立校などでは、必修科目でも不履修があっても当然に卒業させて来ているのだ。誤魔化したと言えば事実そうである。しかし、「必要悪」としてその裁量の部分で継続されてきたことなのだ。

 マニュアル社会となり、全てがコンピュータで管理される社会になって来て、その正否が整合性のみで求められると、この裁量の部分で、「予期せぬこと」については、「全てエラー」処理させるプログラムしかないのが現実である。この話、実は際限ない広がりを持ってしまう。人の心をもった鉄腕アトムの悩みである。

 アイザック・アシモフは、ロボット法を、次のように規定している。1)ロボットは人間に危害を加えてはならない。また、何も手を下さずに人間が危害を受けるのを黙視していてはならない。2)ロボットは人間の命令に従わなくてはならない。ただし、第1条に反する命令はこの限りではない。3)ロボットは自らの存在を守らなくてはならない。ただし、それは第1条、第2条に違反しない場合に限る。

 このロボット法に似たポリシーを、もうひとつ紹介しておこう。1)THE CUSTOMER IS ALWAYS RIGHT!
2)IF THE CUSTOMER IS EVER WRONG, REREAD RULE 1. アメリカの店で見かけたものである。この悩み、どのように解決するべきなのだろう。【了】

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※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト 鈴木 修司

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