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【独女通信】「連続ドラマの主人公にはもうなれない」

【独女通信】「連続ドラマの主人公にはもうなれない」

秋クールの連続ドラマがスタートして、そろそろ1ヶ月が経過。独女の皆さん、ぶっちゃけ最近のドラマ、どうですか?

というのは、ここのところめっきり連続ドラマから彼女たち世代の影が薄くなったような気がするのである。まず夏クールに放映されていてた作品を観てみると、視聴率トップを飾ったのは長瀬智也主演の「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー」で、次が阿部寛主演の「結婚できない男」。どちらも主人公は男性だ。逆に「CAとお呼びっ!」「花嫁は厄年ッ!」「サプリ」といった、働く独身女性を描いた“独女ドラマ”は軒並み話題にならず。この現象は何を意味しているのか?
では今放映中の連続ドラマはどうだろう?そこで今回は秋クールに向けてアンケートを実施してみた。

まず最初はズバリ「あなたは2006年10月期の秋ドラマを観ようと思っていますか」。結果「観ようと思っている」と答えたのは、回答してくれた方10,870名のうち6584名。つまりほぼ60%という割合になった。逆に「観るつもりはない」と答えたのは4286名で約40%。うーん、なんとも分析しずらい微妙な結果だが。

さらに「観ようと思っている」と答えた人に「2006年10月期 21時台〜22時台のドラマで注目しているものを教えてください。(複数回答可) 」というアンケートを実施。すると第一位に輝いたのは「Dr.コトー診療所2006」で全体の25.7%が支持。次は「僕の歩く道」と「嫌われ松子の一生」がほぼ同率の21%という結果になった。ちなみにそれぞれ主演は吉岡秀隆、草なぎ剛、内山理名。3作品中2作品がやっぱり主人公男性。さらに、どちらもファンの固定層が約束されているシリーズ物だという点も見逃せない。もっとも「嫌われ松子の一生」だって、もともと中谷美紀さん主演で映画化されて評価を得ているし、こちらもファンの固定層はある程度見込めるといっていい。なんだかずいぶん保守的な結果といえる。

ちなみに“独女ドラマ”と思われる松たか子さん主演の「役者魂!」は支持率たったの6.3%。藤原紀香さん、山田優さん主演の「だめんずうぉーかー」は9.5%となんとも寂しい結果に。今クールも夏同様、独女ドラマは厳しい予感が否めない。

このアンケート結果で分かることはつまり、こういうことか。

「独女は自分自身と主人公を重ね合わせることがドラマを観る基準ではない」
「しかも確実に面白いと思われるドラマしか、もう期待していない」

そう考えると独女の中には「自分が主人公になりたい」というような自己顕示欲を抱く人って少なくて、実際はみんなもっとシビアな現実を生きているのかもしれない。

しかしそんな独女のしらけた空気をテレビ局も察したか、夏クールに比べると働く独女が主人公のドラマが明らかに減っているのもまた事実。先ほど紹介した通り“独女ドラマ”と呼べそうなものはたったの2つのみ。バブル期より長い間続いた独女と連続ドラマとの蜜月関係はこの秋で本格的に終焉を迎えるのも……。

もう「東京ラブストーリー」のリカや「ロングバケーション」の南のようなカッコいい独女ヒロインは、現れないのだろうか?それはちょっと寂しいけど。(高山 惠)

■データ提供
Shes.net
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