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【独女通信】非格闘技ファンの独女をトリコにする須藤元気

2006年10月23日11時20分 / 提供:独女通信

独女通信
【独女通信】非格闘技ファンの独女をトリコにする須藤元気
男くさい、恐そう、ゴツそう。

そんな、女性が抱く「格闘家のイメージ」を覆す格闘家が増えている。魔裟斗や山本KID徳郁、所英男など、人気・実力ともに備えた最近の格闘家は揃ってイケメンだ。格闘技人気を支えている男性ファンに連れられて格闘技の大会に足を運んだり、TVで大会を見た女性が、「強い上にイケメン」な選手の戦いぶりを目にしてハマる。こうして、20代女性の間では、格闘技ファンも増えている。

しかし、この「彼氏と大会に行ったり、TVで試合を見てイケメンにハマる20代女性」という構図とはまるっきり違うスタイルで女性ファンを獲得しているイケメン格闘家がいる。須藤元気だ。須藤ファンの拡大を感じさせるのが、あちこちで聞く「最近、須藤元気が気になるの」という30代女性の声である。そのほとんどは、「格闘技なんて全然興味ないし、見たことない」と口を揃える「非格闘技ファン」ばかり。格闘技好きなら、「トリックスター須藤元気」の代名詞であるファンキーな入場パフォーマンスを知っているから、魅かれるのも納得できる。しかし、格闘技を見ない女性が、なぜ彼を好きになるのか。

カギはTV番組や雑誌などへの露出だ。メディアでの須藤は、およそ格闘家らしくない話をする。四国でのお遍路の旅、趣味の書道、読んだ本の話……。時には陰陽思想や脳の働きなどを交えて話をする。よく口にする言葉は「ありがとう」。話の内容や落ち着いた話し方で世間一般が抱く「格闘家」のイメージをあえて裏切るのは、予想外の動きをする戦いぶりと同じだ。

須藤元気ファンだという自由業の由美子さん(31)はこう話す。
「彼の魅力は哲学的な考え方。哲学や経済、宗教、力学など、格闘技と全然関係ないことをたくさん勉強しているし、ものごとや自分を宇宙規模で考えているあたりも好き。それでいて、肩に力が入ってないし。私の周りにも、熱烈な元気信者の女性がけっこういますね」。

その言葉を裏付けるように、7月22日に発売された須藤元気の著書「風の谷のあの人と結婚する方法」(ベースボールマガジン社刊)は、10月初旬の時点で5万5000部が売れている。注目すべきは購買層。購買者の大半は30歳から40歳までの女性なのだとか。格闘家の単行本で5万5000部という数字も異例だが、ここまで購買層が女性に独占されたのも異例と言われている。

その「風の谷のあの人と結婚する方法」を共著したノンフィクション・ライターの森沢明夫さんは須藤元気の魅力をこう語る。「須藤さんの魅力は、人間としてきちんとしていること。言動がポジティブだし、人の悪口は絶対に言わない。気遣いも細やかだし、素顔は穏やかな青年、といった感じ。いい意味で、リング外では格闘家のオーラを出さない人ですね。」

また、森沢さんは、須藤人気の秘密をこう分析してくれた。
「大人の女性に好かれるのは、オシャレで清潔感があるからでは。格闘家というと汗臭いイメージを抱かれがちですが、彼は話し方も立ち振る舞いもスマートですから」

須藤元気の大きな特徴のひとつが、スピリチュアルな話をすること。スピリチュアルな話題を避けたり、懐疑的な男性もまだまだ多いが、30代女性にはスピリチュアル好きが多い。つまり、須藤と30代女性の間にはスピリチュアルという「共通言語」があると言える。それもまた、女性たちが須藤元気にハマる要因だろう。

強くてオシャレで博学、それでいてスピリチュアル……。「格闘家」でありながら、須藤元気を表すすべてのベクトルは予想外の方向を指している。恋愛も経験し、男性のいろいろな面を見てきた独女が魅かれる須藤元気は、今を生きる女性たちの「理想の男性像」なのかもしれない。(吉田 渓)

■関連サイト
須藤元気公式サイト

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