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バングラ独立と池袋西口公園(下)

バングラ独立と池袋西口公園(下)
左)バングラデシュでショヒド・ミナールはあらゆるところで見ることが出来る。テクナフで。右)池袋西口公園におくられたショヒド・ミナール。5月20日撮影。(撮影:山本宏樹)
【PJ 2006年10月15日】− ショヒド・ミナール
(上)からのつづき。ダッカ大学の構内には有名なモニュメントがある。1952年2月21日、言語運動の最中、ダッカ大学の医学部前の広場でデモ行進があった。パキスタン政府軍は学生たちに銃口を向け発砲。4人の命が奪われた。4人の死は言語運動が更に加速する要因となる。

 政府はこの場が運動の中心地になることを恐れ、この場にモスクを建築するも、この事件を契機に言語運動は知識層の運動から全国規模への大衆運動へと拡大することになる。バングラデシュ独立後、モスクは破壊され、追悼碑「ショヒド・ミナール」が建設された。 中央の柱は母なる大地を、左右4本の柱は犠牲になった4人の学生を表している。

 また、4人の死者が出た2月21日は、国連教育科学文化機関(UNESCO)によって世界母語デー(International Mother Language Day)と定められ、バングラデシュでも「ショヒド・ディボーシュ」と呼ばれて、全国各地様々な行事が開催される。また、ショヒド・ミナールは現在、バングラデシュ中のあらゆるところで見られる。

日本のショヒドミナール、池袋西口公園
 日本との友好のあかしに──昨年、バングラデシュの首相が来日し、当時の首相小泉純一郎に会うよりも先に、池袋の西口公園を訪れた。この場所では何年にもわたってバングラデシュの祭り「ボイシャキ・メラ」が行われているため、東京都や豊島区に感謝の意を表したためである。この地は、いわば日本とバングラデシュとの友好を示す象徴の場所なのだ。

 現在、豊島区の池袋西口公園にはバングラデシュ政府から贈られたショヒド・ミナールがある。現段階でこれ以上の交流はないということだが、豊島区はこのショヒド・ミナールをきっかけとして、文化的な交流も考えたいとしている。【了】

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※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト 山本 宏樹【 東京都 】
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