F1第17戦日本GPが7日、鈴鹿サーキットで行われフェリペ・マッサ(フェラーリ)がトルコGP以来、自身2度目のポール・ポジションを獲得した。2位にはミハエル・シューマッハが入り、フェラーリがフロントー・ローを独占した。

 来年から富士スピードウェイで開催されるため、日本GP20年の歴史に幕を閉じる鈴鹿サーキット。また、ミハエルの日本での最後の雄姿とあって公式予選ながら多くの観客がつめかけた。

 公式予選「Q1」、中国GPのうっぷんを晴らすかのように、ブリジストン勢が躍動する。上位4台を独占し、ミシュラン勢とポテンシャルの違いを見せつけた。また、初の「Q2」進出を目指したスーパーアグリの2台は、山本左近(スーパーアグリ)がアウトラップでブレーキングミス。挙動を乱し、そのままマシンを止めてしまいタイムを計測することはできなかった。。エースの佐藤琢磨もティアゴ・モンテイロを抜くのが精一杯。21番手から巻き返しを狙う。

 ブリジストン勢の優位は予選「Q2」に入っても変わらなかった。ミハエルが1分28秒台を出すと、同僚のフェリペ・マッサ、さらにヤルノ・トゥルーリ、ラルフ・シューマッハのトヨタ勢も好タイムをマークした。一方で、ミュシュラン勢は苦戦。昨シーズンの覇者、キミ・ライコネン(マクラーレン)でさえも、「Q3」には進めず11番手でセッションを終えた。

 そして迎えた「Q3」。「Q2」のタイムと比較して、燃料を多く積んだと思われるミハエルは一時トップタイムをマークする。しかし、そのすぐ後ろに走行していたマッサがコンマ0.2秒上回りトルコGP以来のポール・ポジションを獲得した。圧倒的な速さをみせつけたフェラーリはフロント・ローを独占し、ミハエルのチャンピオンシップ、そしてコンストラクターズ・タイトルに大きく近づいた。

 3番手、4番手には「Q1」「Q2」の流れそのままにラルフ、トゥルーリがそれぞれ入り、トヨタはシーズン最高位で決勝レースを迎えられることになった。一方、王者フェルナンド・アロンソ(ルノー)は、5番手と苦しい展開になった。もう一つのジャパンパワーのホンダはジェンソン・バトンが7番手,ルーベンス・バリチェロが8番手グリッドからの出走となる。

 中国GPとは逆にアロンソがミハエルを追いかける展開になった。決勝レースは明日14時スタート。

公式予選結果