山本モナさんの不倫騒動は、番組への批判にまで拡大している

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   TBS系の報道番組「筑紫哲也NEWS23」の新キャスター・山本モナさんが、2006年10月2日から番組を休養している。写真週刊誌に民主党国会議員との不倫関係が報じられてから騒ぎは拡大する一方だ。しかも、「議員との不倫」で、山本さんが中立的な視点で報道できなくなる、という指摘も出て、報道姿勢のあり方、さらに、番組自体にも批判の声が上がっている。

   2006年9月29日発売の写真週刊誌「フライデー」は、民主党細野豪志議員と山本モナさんが路上でキスする写真を掲載、「不倫関係」にある、と報じた。「NEWS23」は06年9月25日にリニューアルしたばかり。なかでも、膳場貴子さんと山本モナさんの起用には、報道番組として「正統派」のイメージを強調したいという思いもあったようだ。それが、今回の不倫騒動で出鼻から挫かれてしまった格好だ。

2ちゃんで、不倫騒動スレッドが50以上も作成

   不倫騒動はネット上で拡大し、ネット掲示板の2ちゃんねるでは、これに関するスレッドが50以上も作成された。これほど話題にされるニュースは、同掲示板でも異例だ。

「不倫モナの報道することには迫力ないな、しらけるな」「ジャーナリストが取材対象と肉体関係を持つことは、倫理規定に抵触します」「不倫という反社会的行為をしてる奴が、ニュースを伝えるなんてどう考え立っておかしいからな」

   掲示板ではこの様なコメントが溢れる。キャスターの非社会的な行為は許しがたい、との声に加えて、民主党という「議員との不倫」で、山本さんが中立的な視点で報道できなくなる、との指摘も出ている。

「眠取党と23は細野の太いパイプで繋がってるのか。つーか、さすがに今夜の筑紫はコレをスルーはしねぇよな…まさかな…」
「いや、続投したら民主党の話題を取り上げられなくなるぞ?番組で民主を誉めたらそれみたことか、自民をこき下ろしたらああやっぱりな。もう報道の中立性は確保できないんだからな。中立性を成り立たせる要員の一つに社会的信頼性ってものがある、山本にはもはやそれはない。」
「結局民主党を庇って偏向報道を続けるわけだモナは置いといていいから番組自体終われやボケ」

番組が騒動の説明を果たしていない、という批判も

   さらに、山本さんのみならず、「NEWS23」への非難も拡大している。番組内で膳場貴子さんが「体調不良につき休養」とだけ発表したことも批判を招いている。

「報道番組がうそついてる〜」
「まぁ、自ら招いた問題に対して、自分の口から説明させるべきだったね。TBSのNEWS23の関係者としての問題の処し方なら、それでいいのかも知れんが。二度と他者に対する不祥事追及とか、『説明責任を果たせ』とか偉そうな事言うんじゃないぞ」
「民主党の議員の愛人がテレビで堂々とキャスターとして自民党を追求とか本当に浅ましいな筑紫は相変わらず都合の悪いことは聞こえない耳だし」

   ネット上では山本モナさんの降板は確実視されている。さらには、当事者がキャスターを務める「NEWS23」でこの騒動の説明を果たしていない、ということで番組自体にも批判の声が上がっている。鳴り物入りでスタートした新生NEWS23だが、追及するほうがネットで追及されている有様だ。