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アイスホッケー連盟の怠慢

アイスホッケー連盟の怠慢
動揺する観客と中止が発表された後、リンクで練習をする明治大学。(撮影:安田モモ子)
【PJ 2006年10月02日】− まただ。1日、関東大学アイスホッケー秋季リーグ戦が昨年王者の明治と春の覇者法政の熱戦で始まろうかというほんの20分前。観客席にもハンバーガーを頬張りながら試合を待つ人たちの耳に入ったのは、試合開始のホイッスルではなく、役員の声だった。

 「1時から予定されていた明治大学と法政大学の試合ですが、電光掲示板の不調により中止とさせていただきます」。試合を待ちわびた観客はざわつき、選手達は早々に控え室に戻っていった。出口ではチケット料金の払い戻しが行われ、観客は外へ。わざわざ東伏見まで試合を観にきた観客はどうする事無く会場の外でたまるばかり。幸い関係者に文句をいう客こそいなかったが、連盟側の準備の悪さ、対応の悪さは本当にうんざりする。

 思い出せば、今回のリーグの日程が出たのも試合5日前の26日。それも公式ホームページではなく個人が運営するホームページでの公開。連盟に問い合わせてみても「日程は大学側にお知らせしたので、大学の方に伺ってください」とのこと。そしてやっとのこと日本アイスホッケー連盟のホームページに日程が公開されたのは9月29日。

 春のトーナメントもそうであった。春季トーナメントの日程が2週間前になっても出ないので東京都アイスホッケー連盟に問い合わせれば「早稲田大学の出場を検討中のためまだ日程が出せません」。春に続き秋も2週間前になっても日程が出せなければ選手のほうも調整などで迷惑がかかる。大体2週間前に試合日程が出ない連盟などアイスホッケー以外にないのではないか。

 また1月のインターカレッジでは早稲田大学の選手が試合前の合宿中に他大の女子部屋に忍び込む不祥事を起こしたにも拘わらず、連盟側の対応は遅く、その対応も早稲田大学アイスホッケー部の活動停止処分のみ。2月の全日本選手権大会は早稲田大学は欠場したが、それは上の処分が出る前で、自主的に出場を見送った。そして4月の春のトーナメントでは考えを渋った上で出場を許し、約2カ月間のみの処分となった。しかしこれも早稲田の主力選手を4月の世界選手権に出場させるために処分を終わらせたとの見方もできる。
 
 まぁ、なんにせよ連盟側の対応はわるい。これらはマイナースポーツだから許されるということではない。真剣にスポーツをやっている選手がいて、それを応援する観客がいるのだ。マイナースポーツだからということではなく、連盟自体がこのスポーツを盛り上げようという気迫が見られない。これは本当に残念なことだ。アメリカンフットボール連盟などでは、連盟側がそのスポーツを盛り上げようと様々なイベントを開催。簡単なルール説明のビラを配ったり、女性のお客の入場料が無料になるレディースディや子供がアメリカンフットボールに触れ合えるイベントなどだ。
 
 イベントなどを開催しろと言うわけではない。真剣に試合をする選手達のためにも、そして見に来てくれる観客のためにも、アイスホッケー連盟は真剣に仕事をしてもらいたい。【了】
※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト 安田 モモコ【 東京都 】
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