F1中国GPは30日、上海インターナショナルサーキットで行われ、フェルナンド・アロンソ(ルノー)が通算15回目のポール・ポジションを獲得した。2番手にもジャンカルロ・フィジケラが入りルノー勢がフロント・ローを独占した。

 3回目のフリー走行の後、雨が降り始めコース状態はウェット。各陣営はタイヤ選択に頭を悩ました。そんな中、ハンガリーGPでもウェットタイヤに不安を抱えていたブリジストン勢はフェラーリ、ウィリアムズを除く全てのチームが「Q1」で脱落した。

 その流れは「Q2」に入ってもミシュラン勢の優位は変わらなかった。ミハエル・シューマッハ(フェラーリ)がセッション終了間際にスタンダード・ウェットタイヤに履き替えなんとか「Q3」へ進むのが精一杯。ブリジストン勢の他の3台はここでセッションを終えた。

 そして迎えた「Q3」。苦しむミハエルを横目に「Q1」、「Q2」とトップタイムを出し続けていたアロンソが、ここでも安定した走りでポールを獲得した。2番手にはフィジケラ、3、4番手にホンダの2台が続いた。タイヤのポテンシャルに差がありながら、持てる能力を全て発揮したミハエルは6番手。引退を決め残り3戦で有終の美を飾ろうとする赤い皇帝に思わぬ試練が訪れた。

 ルノーが予選のマージンを生かし、逃げ切るのか。それともミハエルが3列目から驚異の追い上げなるのか。決勝は明日、日本時間の15時からスタート。

<公式予選順位>

01.フェルナンド・アロンソ(ルノー)
02.ジャンカルロ・フィジケラ(ルノー)
03.ルーベンス・バリチェロ(ホンダ)
04.ジェンソン・バトン(ホンダ)
05.キミ・ライコネン(マクラーレン)
06.ミハエル・シューマッハ(フェラーリ)
07.ペドロ・デ・ラ・ロサ(マクラーレン)
08.ニック・ハイドフェルド(BMWザウバー)
09.ロバート・クビサ(BMWザウバー)
10.ロバート・ドーンボス(レッドブル)
11.スコット・スピード(トロ・ロッソ)
12.デビット・クルサード(レッドブル)
13.フェリペ・マッサ(フェラーリ)
14.ビタントニオ・リウッツィ(トロ・ロッソ)
15.マーク・ウェバー(ウィリアムズ)
16.ニコ・ロズベルグ(ウィリアムズ)
17.ラルフ・シューマッハ(トヨタ)
18.ヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)
19.クリスチャン・アルバース(ミッドランド)
20.ティアゴ・モンテイロ(ミッドランド)
21.佐藤琢磨(スーパーアグリ)
22.山本左近(スーパーアグリ)