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レクサスLS、虎視眈々と上陸

レクサスLS、虎視眈々と上陸
19日、新国立劇場の舞台でレクサスの旗艦車種「LS460」を発表するトヨタの渡辺社長(撮影:吉川忠行)

1000万円以下で国内販売テコ入れ

【ライブドア・ニュース 2006年09月19日】− トヨタ自動車<7203>は19日、高級車ブランド「レクサス」の最上級モデル、新型「LS460」を同日から発売すると発表した。来年春には ハイブリッドモデル「LS460h」も投入する。

 1866人の技術者が開発に携わったという新型「LS」は4代目で、国内では「セルシオ」の後継車としてレクサスブランドで初めて投入。初代以来17年ぶりに一新した排気量4.6リットルのV型8気筒エンジンを搭載、「筒内直接噴射」「ポート噴射」の2種類の噴射方式を併用した。また、新開発の8速オートマチックトランスミッションを世界で初めて採用し、洗練された加速と低燃費・静粛性を実現したという。

 安全面では、歩行者や障害物への衝突など危険を運転手に警告し、回避操作を支援するプリクラッシュセーフティシステムに、後突時にもハザードランプを点灯させて警告する機能を追加した。追突の可能性が高い場合には、運転席の頭部がセンサーに反応して前方へ移動し、事故時のむち打ち傷害を軽減するという。

 東京都渋谷区の新国立劇場で開いた記者会見で、渡辺捷昭社長は「世界初となる様々な最先端技術を採用するとともに、匠(たくみ)の技に代表される細部にわたり愚直にこだわったものづくりを行った」と述べ、旗艦車種投入による国内販売の巻き返しに期待を示した。

 税込価格は770万円から965万円で、最高でも1000万円下回る水準に設定。「原価低減の成果」「コストパフォーマンスの一番良いところを狙った」(渡辺社長)としており、セルシオユーザーに加え、1000万円以上の車種がそろうベンツやBMWからの乗り換え需要など幅広い顧客層を想定しているという。

 国内の月販目標台数は1300台、発売時点で9000台以上の予約を受けており、年末までに1万台の販売を目指す。海外市場では北米、欧州など60の国・地域にも順次投入し、年末までに世界累計2万台を見込んでいる。

 同社によると、国内高級車市場は月平均の販売台数で、04年が1万2000台、レクサスが国内参入した05年が1万3000台、06年(1─8月)が1万4000台と微増傾向にある。渡辺社長は、「LS」投入を機に国内販売3万台の必達に自信を見せ、世界全体では06年が47万台、07年には「50万台を超えて、プラスアルファにしていければ」との考えを語った。【了】ライブドア・ニュース 常井健一
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