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ハシ折れた?!ここが違うよ、日本と韓国。

ハシ折れた?!ここが違うよ、日本と韓国。
出がけ前、カメラを向けると少し照れたナム君。26歳にしては、肌がキレイで歯も見事な韓国青年。(撮影:今藤泰資)
【PJ 2006年09月14日】− 「ハシが折れたんで困った」。こうぼやくのは韓国から来たナム君。ワケはこうだ。数カ月前、ソウルに来た日本の友人から一組の「箸」を貰った。友人自慢の塗り箸だったらしいが、使っているうちに「先が折れ塗りもハゲた」のだという。既に一本の黒い棒と化したハシを片手にナム君、こう解説する。

 陶器が「チャイナ」なら、漆器は「ジャパン」。塗りの技術こそ中国や朝鮮半島から渡来したが、今では蒔絵や沈金、螺鈿は日本の伝統的工芸品。ところが韓国のハシはほとんど金属製。それどころか、すくって食べるモノが多いせいか、スプーンが主体の食卓ぞろえ。ハシを洗うには金属食器と洗い皿に一まとめ。その後はガチャガチャと食器洗い機でかき回す。合理的なシステムが普遍化しているのだ。大切に使いたかった加賀塗りのハシは物の見事にハゲ、金属に揉まれた“伝統的木工品”は、無残な“木っ端”になった次第。捨ててゆけばよさそうだが、その友人に話題を提供するために持参したようだ。ウウン、成るほど。折れることのないハシ、剥げることのないハシ。それも現代韓国の文化だったのか。

 ところでナム君、日本語の読み書きは達者だが、カタカナ、ひらがなは子どもの頃、オモニから教わったという。「えっ、お母さんってまだ40代だろ?」と問い返した。今でも反日感情の強い隣国の女性。なぜ日本語の読み書きができるのか、私には疑問だった。「ボクもわからない」で会話は途絶えたが、戦前の教育を受けた世代以降でも、良かれ悪しかれ日本に関心が深いということかも知れない。

 「ソウルのカラス」は以前に話題にした。コリアレポートのピョン・ジンイル(辺真一)氏によれば、韓国人はカラスを食する習慣だから、東京に皆逃げ込んだという笑い話だ。当然のことながら、「黄色いゴミ袋」など韓国にはない。またスタイルを気にするナム君の調髪は美容室。床屋はバサバサ切るから「アブナイ」ので、行かないという。そこは日本と同じでも、美容室でさえ“ヨン様風”の調髪料は7000ウオン、日本円では800円前後なのだ。タクシー初乗り邦貨換算190円。だがガソリン価額はわが国の3割増し。これは高い、高い。

 ビールを飲むにも年配者のまえでは横を向き、握手するその手を両手で支え、挙措動作、礼儀の正しさは日本青年に失われつつある習慣…。似て非なる韓国と日本。探せばまだある、こんなに違う日本と韓国。“近くて遠い国”だけのフレーズだけで、一括りはできそうにない。【了】
※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト 今藤 泰資【 茨城県 】
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