ゲストさんログイン

ウェブ検索

最新ニュース! クリックするほどよく分かる

livedoor ニュース

今週のお役立ち情報

人身売買に加担する主要国家 日本(下)

【PJ 2006年09月13日】− (下)成功の影にある、「うまくいかなかった移住」の惨劇
(中)からのつづき。白書の第三章のタイトルは「売り飛ばされる希望、盗まれる夢」。「成功した移住」の成果の影にある、「うまくいかなかった移住」の惨劇を詳述している。

 「移住」は一歩間違えると人身売買につながる。事柄の性格上、正確な統計はない。しかし国際労働機関(ILO)の推定によると、現在少なくとも245万人に上る人身売買の犠牲者が搾取された状況で労働に従事しており、さらに年間120万人が国内・国外で人身売買の犠牲となっている。

 「奴隷制」は当の昔になくなっていたはずだ。しかしその認識が間違いであることを白書は力説する。奴隷制は、1815年に出された画期的な「奴隷貿易の全面的廃止に関する宣言」以前からも、非難の的となってきた。だがこの21世紀になってなお撲滅されていない。いないばかりかグローバリゼーションの負の側面として、武器密輸や麻薬取引に並ぶ400億ドルにも上る巨大「産業」となっている。

 被害者は東南アジア、南アジアに多い。その数はそれぞれ22万5000人、15万人と推定されている。更に米国務省は、旧ソビエト連邦から年間10万人以上が連れ出され、東ヨーロッパからは7万5000人、アフリカ諸国からは5万人が犠牲となっている、と推定している。

 売買の巣窟はメコン河流域とインドネシア。そしてタイは人身売買の目的国であり、加えて、他のアジア諸国やオーストラリア、米国、および西ヨーロッパへの供給地および中継拠点でもある。

 驚くべき事実はこの記述の次のページ(白書日本語訳46ページ)にある。図7を見てほしい。「犠牲者の受け入れ国別の人身売買の報告件数」。なんと、日本がトップ10の受け入れ主要国に名を連ねている。

 他にもこういう記述がある。「南米諸国や遠く離れたスペイン、日本などで売春婦として働いているブラジル人は最大7万人に上ると推定され、その大半は人身売買された女性である」。これらの事実に、「世界はなお人口増加を続けている点、一方日本は横ばいだったが世界第十位を維持したこと」以上の「ニュース性」が、本当にないと言えるのだろうか。【了】

■関連情報
白書全文の日本語訳は下記URLから。
http://www.unfpa.or.jp/4-1.html
そして画像による印象的な要約は、次のURLから得られる。
http://whttp://www.unfpa.org/swp/slideshow/multimedia.htmlww.unfpa.or.jp/4-1.html

WEBサイト『金融リテラシー』編集長:PJ活動のベースとなるクリッピング作業を公開、またメルマガも配信しています。
※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト 神宮司 信也【 東京都 】
この記事に関するお問い合わせ / PJ募集
コメントするにはログインが必要です
ログインしてください
投稿

前後の記事

PJニュースアクセスランキング

注目の情報
この石けん、なぜ、体臭に良い?
この石けんが男性中心に15万個も売れている。なんでも、体臭に良い
らしい。今、全額返金キャンペーンを実施していたので、早速、私も試
してみると…凄い!!気になる方は試してみては。


体臭に良い秘密>