ハリトーノフに覆いかぶさるアレキサンダー 【写真提供:GBR】
 9月10日(日)さいたまスーパーアリーナで開催された『PRIDE無差別級GP2006』。リザーブマッチとして行われた、セルゲイ・ハリトーノフ(ロシア/ロシアン・トップチーム) vs エンリヤーエンコ・アレキサンダー(ロシア/レッドデビル)のロシア人対決は、アレキサンダーが逆転勝ちでリザーバーの権利を獲得。しかし、決勝へコマを進めたミルコ・クロコップ、ジョシュ・バーネットともにドクターチェックをパスしたため、決勝のリングには上がれなかった。

 かつての同門同士の戦いは、“老舗”側に分配が上がった。序盤、ハリトーノフのパンチでダウンを奪われたアレキサンダーだったが、その後はジワリジワリと攻めに転じた。最後はタックルに来たところを、上から押さえつけるように倒して、そのままパウンド葬。危険と判断したレフェリーが試合を止めてKO勝ちとなった。

 アレキサンダーは「(試合後の気分?)大変、いい気分です。ケガもないし、さらに戦える気分です。(リザーバーとして次に進めないが)私は出たかったけど、こういう運命だったと思う。来年はGPの決勝に出るだけでなく勝ちたい」と話した。

 さらに“舌戦”でもアレキサンダーは、ハリトーノフを圧倒。「(ハリトーノフは)別のところでトレーニングするようになって、人間的に変わった。もう少し、キチンとした接し方をしてほしい。それに対する報いを今日、(ハリトーノフは)受けたと私は考えている。彼はヒョードルと私から多くのものを学んだ。彼をやっつけるというのは、スポーツ的にも人間的にもどうか、と思う。彼が『今度、ヒョードルをやっつける』と言い出したので、どうかと思った」と“口撃”した。

 これに対しハリノートフは大きなため息をついてやるせない表情を浮かべると「それは意見として正しくない。私はアレキサンダー、ヒョードルを同じスポーツ選手として接している。今まで同じチームでやっていたが、チームに入ったり去ったり、そういうことはスポーツ、人生においてはよくあることだ。彼らのテクニック、力について尊敬している。彼らがどう思ってるか知らないが、私はそう思っている」と話した。

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