初の栄冠に号泣するミルコ・クロコップ【写真提供:GBR】
 9月10日(日)さいたまスーパーアリーナで開催された『PRIDE無差別級GP2006』。2/60億に生き残ったミルコ・クロコップ(クロアチア/チームクロコップ) vs ジョシュ・バーネット(アメリカ/フリー)の一戦は、ミルコが1R、KO勝ちで待望のGP王座を戴冠した。

 序盤から積極的に前へと出たミルコは、パワーに勝るバーネットをスピードとテクニックでほん弄。1R後半には組み合った状態のまま左アッパーを3発を叩き込みダウンを奪う。さらに倒れ込んだバーネットに対し、上からパンチを執拗なまでに浴びせると、最後はガードポジションを外して、左ストレート。これが致命傷となり、バーネットはギブアップ。ミルコが見事なKO勝利で、GPを初制覇。“無冠の帝王”を返上した。

 表彰式で人目をはばからず涙を見せたミルコ。また、この日は自身の32回目の誕生日とあって「人生最高の日です。人生最高のバースデープレゼントをもらった気分です。今日はあらゆる面で僕の日。自分が間違いなく世界最強の1人というのを世界中の人に証明したかった」と笑顔を見せた。

 この試合を含め、過去3度も対戦したバーネットについては、「彼のファイトスタイルはとても好きです。リングを降りれば、友人の1人になると思う。彼とは人間的にウマが合うが、もう3回も試合をやったから、もうやるのはやめようと話していた。今日、自分は彼に勝ったが、彼に勝てる選手もいないんじゃないかな。クロアチアに来て、一緒にやろうと話した。もう試合をやる必要はない。僕のジムのドアは君のために開けているよと話した」と、チームクロコップ入りまで提案していた。

 一方のバーネットは「自分がタイトルホルダーになるためには、(ミルコと再び)戦わなければならない」と、4度目の対戦に前向きだったが、クロアチア行きについては「それは光栄なこと。(提案を)受けてみようと思う」と話した。

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