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「心づけ不要」と張り紙、大病院の掲示板で

【PJ 2006年08月29日】− 胆石で入院した知人を見舞いに大病院に行った。その病院は地域の核となる病院で、その地域の医院などの紹介がないと受診できないシステムになっている。待合室は二階分の吹き抜けになっていて、ゆったりとしたとても広い空間がある。病院の受け付けに対面した場所に案内所があり、係員が丁寧に応対してくれた。その隣によろず相談というデスクがあり二人の女性が患者の相談にのっていた。病気のひとは気も弱くなるから、このように気軽に相談できて、それがすぐ反映される場があるのはずいぶん心強いだろう。

 三階四階は入院病棟になっていて、掲示板に「患者の皆様へ」という貼り紙があった。「当院では職員へのお心づかい(贈り物)は一切頂かないことになっておりますのでご協力お願い致します。 病院長」というもの。入院患者はいろいろな心労があるだろうから、医師への心づけなどという余計な心配はないほうが良いとPJは考えている。

 現在の日本の医療は、さまざまな利権が複雑にからんだ伏魔殿のようにPJには感じられる。ひとつずつそのからんだ糸をほぐしていき、すべてのひとに見えるものにしていく作業の過程こそが、患者にも医療従事者にも救いになっていくのではないかとおもう。大病院の掲示板にあった心づけ不要の貼り紙は小さな紙だつたが大きな救いにつながっていくものだとおもう。【了】
※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト 加納昌久【 東京都 】
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