20歳の誕生日を勝利で飾った木村沙織(中央)

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 女子バレーボール、ワールドグランプリ東京大会第2日が19日、有明コロシアムで行われ、柳本晶一監督率いる日本女子代表は、ライバルの韓国を3−0(25−20、25−20、25−17)で降し、初日のキューバ戦に続いて2試合連続のストレート勝ちを収めた。また、試合後にはこの日20歳の誕生日を迎えた木村沙織に、“サプライズ”のバースデーケーキが贈られるなど、会場も一体となって勝利と木村の誕生日を祝福した。

 前日、高さとパワーを誇るキューバを相手に大山、“新戦力”荒木らの活躍でストレート勝ちた日本は、第2戦となるアジアのライバル韓国にも、新たなヒロインの誕生で一蹴した。第1セット、キューバ戦で国内初先発した荒木がこの試合もスタメンに名を連ね、オープニングポイントを奪うと、日本がポイントを重ねていく。しかし韓国も16歳ペ・ユナ、ファン・ヨンジュら大型の若手選手の勢いと高さを生かした攻撃で、日本に食らい付き接戦となる。第1セットは何とか25−20と苦しみながらも奪った日本だったが、第2セットでも途中まで韓国を振り切れない苦しい展開。

 流れを変えたのは第2セット途中からコートに入ったウィングスパイカーの落合真理だった。荒木とともに柳本監督の期待を背負う落合。第2セット、16−15と1点を争う展開で投入された落合は、スピードを生かした攻撃で日本にリズムを与えた。韓国を振り切り第2セットも連取すると、第3セットも粘る韓国に着実にポイントを重ねた。キューバ戦に続き、この試合もリベロで出場した“カオル姫”菅山も、前日のキューバ戦を彷彿とさせる好レシーブを連発。攻撃と守備の両面で韓国に地力の差をみせつけた。

 また、韓国戦の試合後には、この日20歳の誕生日を迎えた木村沙織に、大会スペシャルサポーターのユニット「Kitty GYM」のメンバーから、“サプライズ”のバースデーケーキが手渡された。驚いた木村だったが、「すごい、最高です」とサオリン・スマイルで応え、会場に残ったファンとともに「ハッピーバースデー・サオリン」を合唱。“最高”の20歳の誕生日となった。

【試合結果】
日本 3−0 韓国
(25−20、25−20、25−17)
【日本・先発メンバー】
竹下佳江、木村沙織、大山加奈、高橋みゆき、荒木絵里香、杉山祥子、(リベロ:菅山かおる)

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