ゲストさんログイン

ウェブ検索

最新ニュース! クリックするほどよく分かる

livedoor ニュース

今週のお役立ち情報

『玉砕』攻撃で、無駄な死を遂げた兵士たちへ

『玉砕』攻撃で、無駄な死を遂げた兵士たちへ
小田氏は、1998年に、新潮社から「玉砕」を主題にして、その題名の小説を発表したという。「本は、のちに、アメリカの高名な日本文学研究者のドナルド・キーン氏が英訳し、昨年8月6日の『ヒロシマの日』に、イギリスBBCワールド・サービスが、ラジオ・ドラマ『GYOKUSAI』を全世界に向けて放送した。ラジオ・ドラマの作者は、ティナー・ペプラーさんで、彼女は、私の『玉砕』を下に、彼女のドラマを書いた」「イギリスBBCでは、8月6日を『ヒロシマの日』と呼んでいる」と話す小田実氏。(撮影:渡辺直子、14日大阪弁天町市民学習センターにて)
【PJ 2006年08月18日】− 兵庫県西宮市在住の作家の小田実氏が、戦時中の玉砕攻撃で、無駄の死を遂げた兵士たちへの思いをつづった小説「玉砕」(岩波書店)を9月8日に発売する予定だ。

 小田氏は、小説「玉砕」を発表するに至った経緯について、「日本は、なぜ『玉砕』戦を行ったのかと考えてみると、小国が大国と戦争しようとすれば、とるべき戦術、戦略は2つある。ひとつは奇襲攻撃だ。日本はこれを真珠湾攻撃に使ってある程度成功した。しかし、戦争が長期化すると、大国との戦争をつづけるために小国が用いなければならないのは独特で変わった戦術、戦略だ。これが『玉砕』攻撃だった。『神風』の自爆攻撃でもあった。戦争に勝利するために、戦闘に勝つために、彼らは生命を犠牲にした。しかし、勝つことはできなかった。『玉砕』は悲惨な行為だと私は思う。彼らの死は無駄だった」と語気を強めた。

 さらに小田氏は「彼らは天皇のために死んだ。大日本帝国の栄光のために死んだ。しかし、天皇は戦後生き延びた。たいへん奇妙だ。天皇は彼らとともに死ぬべきだった。しかし、天皇はそのまま無傷に生き残った。戦後の今、彼はある種の平和のシンボルと考えられている。このような『玉砕』攻撃の論理と倫理に大きな疑問をもち始めた人もいた。私もそのひとりだ。そうするうちに、『玉砕』攻撃で無駄な死を遂げた兵士たちへの私の思いはますます大きくなり、それが私に小説を書かせた。『玉砕』はそうした小説だ」と話した。
 
 14日に開かれた集会で小田氏は、今後の集会の予定についても触れた。「9月11日には、同じ大阪で、『9・11と九条』の市民集会を開く予定です。『9・11』の意味はお判りだろう。それはそれ以後のまさに今の事態だ。その事態に向き合って、憲法の重要性がある。その認識の下に、私たちはこの市民集会を開く。また、12月8日には、『鎮魂』をテーマに、市民集会を開く予定です」。

市民団体「市民の意見30・関西」集会のお知らせ:テーマ:「9・11と九条」
日時:9月11日(月)午後6時から
場所:大阪弁天町市民学習センター
講演者:作家・小田実氏と哲学者鶴見俊輔氏
問い合わせ先:市民の意見30・関西事務局
北川さん(0729)−98−1113

■関連情報
市民の意見30・関西
※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト 渡辺 直子【 兵庫県 】
この記事に関するお問い合わせ / PJ募集
コメントするにはログインが必要です
ログインしてください
投稿

前後の記事

PJニュースアクセスランキング

注目の情報
三井住友銀行グループのプロミス
急な出費に⇒スピード審査!!
はじめてのお客さまに《7.9%−17.8%》
24時間お申込OK♪安心&便利な\プロミス/


詳しくはコチラ!