2強にのしかかった重すぎるジャッジ(判定)――。F1第13戦ハンガリーGPは5日、ハンガロリンクで公式予選を行いキミ・ライコネン(マクラーレン・メルセデス)が、ドイツGPに続いて2戦連続のポール・ポジションを獲得した。

 公式予選の前に行ったフリー走行2回目で、すぐ後ろを走っていたロバート・ドーンボス(レッドブル)に対して危険な走行をしたとみなされたフェルナンド・アロンソ(ルノー)、同じく3回目で赤旗が上がっていたにもかかわらず前にいたマシンを抜いてしまったミハエル・シューマッハ(フェラーリ)に対し、予選の各タイムに2秒足すという厳しい判定が下された。

 そんな条件を引き下げ「Q1」スタート。いきなりアロンソが新品タイヤを履きセッションを開始する。ルノー陣営が想定したタイムを大幅に更新するもこれが通過タイムに届かず再度挑戦。最後の最後でなんとか次のラウンド進出を決めた。

 続く「Q2」。1分18秒875という圧倒的なタイムを計測したミハエルは、2秒加算されボーダラインにいたロベルト・クビカ(BMWザウバー)を抜くことができず11番手(「Q3」で4番手に入ったジェンソン・バトンが10番手グリッド降格のため)からの出走が確定した。また、アロンソも決勝は15番手からとなる。

 そして、今シーズン初めてミハエルとアロンソを欠いて迎えた「Q3」。ミハエルの同僚、フェリペ・マッサ(フェラーリ)が、初のポールを目指しトップタイムを記録して主導権を握る。しかし、セッション時間終了後のアタックでライコネンがこれをコンマ3秒上回る走りでポールを獲得した。2番手はそのマッサ。3番手にはルーベンス・バリチェロ(ホンダ)が入った。

 決勝はライコネンがポールから今シーズン初の優勝を狙う中、チャンピオンシップを争う2人が抜きにくいコースと言われているハンガロリンクでどこまで追い上げるか。またそれをサポートするマッサ、フィジケラの走りにも注目が集まる。

 決勝レースは明日、日本時間21時スタート。

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