ユベントスのDFフェデリコ・バルザレッティ(24)が1日、「ユベントスを去りたいと言う選手を非難する気はない。出たいと思う選手は去って行くべきで、この状況下で納得出来る選手だけが残れば良い。セリエBに降格するのであれば、精神的にもそれ相応の覚悟が必要なはずだから」とカルチョ・スキャンダルの影響で様変わりするユベントスの現状に対する自身の見解を明らかにした。ビッグネームが揃った05−06季、DF・中盤の両サイドを器用にこなしカペッロ前監督から重宝されたバルザレッティは「グラウンド外で起こる出来事は我々選手の責任ではない。自分も移籍を考えなかったわけではないが、自分を含めユベントスに残ろうと決めた選手は自分自身で納得していなければならない。マイナス17ポイントからの出発に加え、セリエBのアウェイで感じる敵対意識はセリエAと比べて異様な雰囲気が漂う。A昇格に向け地に足を着け、色気を出しすぎない事だ」と気を引き締めている。