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夏休み、やっぱり自転車がおすすめ

2006年07月30日05時17分 / 提供:PJ

pj
梅雨明け、夏休み、暑い夏がやってきた。車もいいけど、やっぱり自転車がおすすめだ。夏休み、家族旅行や大イベントを計画することも大切だけれども、自転車に乗って身近な楽しみを見つけるのもいいと思う。朝、早起きをしてまだ車の少ない道を走り、海辺や河岸のとっておきの場所へ足を伸ばしてもいい。また、車に自転車を積んで、のんびり走れる木陰のある公園へふらっと遊びに行くこともできるのだ。

 熱中症の恐れもあるし、ちょっとした移動でもエアコンの効いた車を利用したくなる。灼熱の太陽、車に乗っていると外を歩くことや自転車に乗ることなど、もう考えられない。この時期、車中心社会の地方都市では、自転車や歩く姿は、おばあちゃんと子どもたちだけだ。それ以外はほとんどみんな車に乗っている。

 夏空の下、保育園までせっせと自転車を漕ぐ。自転車の後ろには、子ども用のカートを牽引する形のチャイルド・トレーラーがつながっている。体重18キロの我が子を2人それに乗せて登園する。車では決して感じることのない風の力。自転車では追い風か、向かい風かが走るコースの決め手にもなる。車では向かい風でもアクセルを踏むときの抵抗など感じないから何でもないことだ。車は風の影響や自分の周りとの関係をすっかり忘れさせてくれる。自転車はそうはいかない。強風には参るし、日陰を探さなければならない。

 朝、夕方、忙しい母親は1分でも時間を稼ぎたい。保育園からの帰り道、子どもと道草しながら歩く風景など今は目にしないのが当たり前。しかし、だからこそ自転車に乗って、せめて水溜まりに移る空の色や、樹木で鳴いている蝉の姿や、道端に生えているホオズキが何個ぶら下がっているとか、窓辺の風鈴に金魚の絵が描いてあったなど、他愛のないことにも目を留めながら、夏の記憶を刻んでいきたい。

 自転車は周りの風景を受け止められる速度が魅力だ。車の速度では絶対に感じることができない。同じ道を走っていても車ではずいぶん多くのことを見落として行く。記憶に刻まれず風景は飛んでいってしまう。車の快適さも魅力だけれど、ときには自転車にも乗って身近なものにもっと触れてみてほしい。ガソリンの無駄使いも減るのでは?【了】

※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト 高橋 泉

関連ワード:
夏休み  自転車  熱中症  梅雨  太陽  
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