F1第12戦ドイツGPは29日、ホッケンハイムリンクで行われキミ・ライコネン(マクラーレン・メルセデス)が昨年のトルコGP以来、通算10回目のポール・ポジションを獲得した。

 最初のセッション「Q1」残り10分のところで、スコット・スピード(トロ・ロッソ)が第1コーナーで挙動を乱しそのまま壁に直撃。赤旗が振られ一時レースが止まるアクシデントに見舞われた。「Q1」再開後、新車「SA06」を投入したスーパーアグリが快走を魅せる。セッション突破はならなかったものの、佐藤琢磨がティアゴ・モンテイロ(ミッドランド)を上回り19番手につけ、大きな進歩を印象付けた。

 続いて「Q2」。1分14台が続出するハイレベルな争いの中、フェラーリの2台が一回のタイムアタックであっさり1、2番手を独占する。フリー走行3回目でのトラブルによりエンジン交換したヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)はここで脱落。10番手降格が決まっているため決勝レースは最後尾からのスタートとなった。

 そして迎えた最終セッションの「Q3」。ラルフ・シューマッハ(トヨタ)とペドロ・デ・ラ・ロサが衝突。両者ともダメージが少なくピットで修復し再びコースに戻った。公式予選の流れからトップタイム争いはフェラーリの2台で決まりかと思われたが、なんとライコネンが「Q2」よりも早いタイムでポール・ポジションを獲得。フェラーリのファンを多く集めるドイツの観衆の前で度肝を抜いた。そして、2番手にはミハエル・シューマッハ、3番手にはフェリペ・マッサのフェラーリ勢がつけた。また、ドライバーズ・ランキングで首位のフェルナンド・アロンソ(ルノー)は、画期的ダンパー禁止の影響が響いたか7番手と不本意な結果に終わった。

 決勝レースは、ライコネンの燃料が軽いと予想されるため、フェラーリ勢がレースの主導権を握る可能性も。明日30日、日本時間の21時からのスタートとなる。

 公式予選結果 - livedoor カーライフ