五輪出場への道は長く厳しい。KID人生最大の挑戦が始まる
22日、都内ホテルにて、HERO'S初代ミドル級王者・山本“KID”徳郁が会見を行った。会見では、レスリングへの正式復帰、今後は2008年の北京オリンピック挑戦に専念することを表明した。

この日の記者会見には、谷川貞治K-1イベントプロデューサー、高田裕司山梨学院大学レスリング部監督、日本レスリング協会専務理事が同席。会見の冒頭では、谷川プロデューサーが「KID選手に、この話を聞いたとき、さすが山本“KID”選手、格好いいなと思いました。オリンピックに出場する道のりは非常に大変で、実際問題厳しい道のり。そうなると残念ながら、KID選手は本気の本気に考えているので、プロの活動に関してはスケジュール、タイミングを見て」と語りつつも、「HERO'Sの主催者としては残念ですが、一人の男としては心底、北京オリンピックでメダルを獲ってほしい」と期待を寄せた。

KID本人は「オリンピックに出場するということを皆に言いたかった。集まってもらい、ありがとうございます。HERO'Sに出れないのは、大変申し訳ないですけど、レスリングでオリンピックに行くという夢があるので、そっちのKIDも応援してくれると、もっと頑張れるかな。今29歳で、最後のチャンスだし、ここでやらなければ、一生後悔する。中途半端は嫌いなので、僕はレスリングしかしない」と、その固い決意を語った。

また、KIDの恩師である高田氏も「4年間、大学の方で彼を見てきました。協会としても嬉しい限り。協会をあげて応援したい。彼の夢はオリンピックということで、ゆっくり話したんですけど、感動しました。アマチュアの厳しさはわかって頂けたと思いますが、世界選手権で3位に入ればオリンピック確実ですので、来年の世界選手権が非常に重要になります」とコメント。

今後は、60kgのフリースタイルでの挑戦を前提に、高田氏の下で練習を積むKID。8月5日のHERO'S有明大会は欠場となるが、谷川プロデューサー曰く、大晦日Dynamite!!への参戦は実現させたいという。

・山本“KID”徳郁、人生最大の挑戦へ一問一答
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