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アメリカの飲酒事情

【PJ 2006年07月11日】− バー・レストランとわざわざ断らずともニューヨークの多くのカジュアルなレストランにはバーカウンターがある。昼から開いているバーも多い。ランチ時に飲もうと思えばビール、ワイン、カクテルまで飲めるのだ。

 私がニューヨークで勤めていた商社には、お酒の匂いを振りまき、赤い顔をしてランチから戻って来るアメリカ人女性がいて、日本人の男性社員たちは眉をひそめていたが、本人は至って涼しい顔だった。昼時はマティーニという強いカクテルでも3杯までは許されていると聞いた事がある。

 80年代のヘルシー志向によってマティーニ人気は下り坂となり、ぺリエ、ペルグリーノなどのミネラルウォーターが全盛となった。だから今でもランチ時にアルコールを飲むビジネスマンが7%いるとのTV報道を見て意外な気がした。二日酔いのまま出勤するオフィスワーカーも7%いるそうで、特に若い独身男性に顕著だそうだ。

 禁酒法が布かれていたぐらいだからアメリカは飲酒に厳しい国のはずなのに昼から飲むという習慣はいかがなものかと思うが、こと未成年の飲酒に関しては日本とは比べ物にならないくらい厳しい。

 時々日本の居酒屋で中学生や高校生が飲酒しているのを見かけるが、アメリカではあり得ない。州によって飲酒年齢は異なるが、ニューヨーク州では21才。日本人は若く見えるからバーやクラブに出かける際には身分証明書必携である。彼らは21才以下には絶対に酒を出してくれないのだ。

 世界的な趨勢という事で、日本政府も1990年代半ばに酒類の規制強化に着手して以来、内容を徐々に厳しくしているが、自販機がある限りザル法である。ニューヨークには酒類の自販機も、タバコの自販機もない。【了】

※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト 工藤 明子【 東京都 】
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