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梅干しと、ごみ問題の意外な関係

2006年06月30日12時40分 / 提供:PJ

pj
梅干しと、ごみ問題の意外な関係
真っ赤に染まった、梅。土用の晴れ間を見はからって、天日に干す。紫蘇は、かりかりに干しあげ、細かく、砕き、ふりかけにしよう。御弁当に活躍するだろう。(撮影:常陸 薫、6月29日)
6月6日に仕込んだ梅漬けに、赤紫蘇の葉を加えた。赤紫蘇の葉を塩でもむ。黒い灰汁を捨て、梅酢の上がってきた塩漬けの梅に入れる。見る見るうちに透明の梅酢が、赤く染まる。何回、漬け込んでも、赤く変化する梅酢をみるのは、楽しい。

 梅の実より2週間ほど遅れて、赤紫蘇が八百屋の店頭に並べられる。以前は、畑に生えている状態そのままの、根っこ付の50センチほどの赤紫蘇が売られていた。今では、葉だけが、ビニール袋に入れられ、売られている。茎や根付けの赤紫蘇は、葉だけをはずすのに手間がかかったが、ずいぶん楽になった。

 ちょうど、枝豆が、さやの部分だけ売られるようになったのと同じだ。枝豆が、ビニール袋に入れられ、売られるようになったのは、ゴミの問題があると聞いた。さやをはずした後の茎や根が、ゴミの量が増える原因となるのである。確かにさやをはずした後の、茎や根は、ゴミに出しにくい。50センチほどあるので、ゴミ袋からはみ出す。また固いので、ゴミ収集専用の袋をつき破る。はさみで切って、ゴミ収集に出していたが、その手間もはぶける。

 個人の家庭では、微々たるものだが、全体となると、たくさんの量になる。少しでもゴミを減らしたい都市部では、枝豆のようなものにまで、目を光らせる。赤紫蘇も同じ考えなのだろう。流通においても、茎や根付けより、枝豆のさやの部分や、赤紫蘇の葉の部分だけのほうが、ビニール袋にいれ、定型化でき、扱いやすいのも事実だろう。
梅干しを作るという、ささやかな作業にも、ゴミ問題や流通の工夫、添加物の有無などが存在する。【了】

※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト 常陸 薫

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