スペイン国歌が鳴り止まない――。2006年F1第9戦カナダGPが25日(日本時間26日)、ジル・ヴィルヌーブ・サーキットで行われ、フェルナンド・アロンソ(ルノー)が見事、優勝を飾り連勝を4に延ばした。

 フロント・ローを独占していたルノーだが、スタートでジャンカルロ・フィジケラ(ルノー)が遅れ、3番手のキミ・ライコネン(マクラーレン・メルセデス)にかわされてしまう。1回目のピットストップまでは、そのライコネンがアロンソのすぐ後ろを追いかける展開となった。

 また、ドライバーズランキング2位につけるミハエル・シューマッハ(フェラーリ)は、ニコ・ロズベルグ(ウィリアムズ)とファン・パブロ・モントーヤ(マクラーレン・メルセデス)の接触などで4番手にあがるが、3番手にいたヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)に抑えられ、アロンソとの差は徐々に広がっていく。

 そして、レースは23周目。まずアロンソがピットへ入る。続いてアロンソよりも1回目のピットストップを延ばした、ライコネンが逆転を狙いピットへ。しかしピットクルーがもたつき、逆にアロンソと差が広がってしまった。

 59周目に、ジャック・ヴィルヌーブ(BMWザウバー)のクラッシュで、2度目のセーフティカーが投入されるが、全く隙を見せないアロンソは、挑戦4度目にしてカナダGPで初のチェッカーフラッグを受けた。これでアロンソは1年間表彰台に乗り続けるという偉業を成し遂げた。シーズン半分を終えた2006年シーズン。アロンソとルノーの勢いは加速するばかりだ。

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