働き過ぎ、食べ過ぎ、飲み過ぎの反面、運動不足が目立つ40歳代が一番肥満を気にしている―。こんな調査結果が15日、キリン<2503>から発表された。40歳代以上の男性の2人に1人は疑いがあると言われるメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の予兆が気になるようだ。

 「自分は太っている」と考えている人と、実際のBMI値が25以上で「肥満型」にあてはまる人を年代別にみると、40代が最も多い。太ったと思う原因は「運動不足」(84.1%)、「食べ過ぎ」(60.8%)が1、2位を占め、以下「不規則な生活」(37.5%)、「飲む機会が多い」(36.8%)と続く。よく働き、よく食べ、よく飲む反面運動をしない40歳代は、この数字をみても「脂の乗りきった年代」といえるようだ。

 この年代はダイエットへの関心度も高い。「ダイエットに興味がある」と答えた人を年代別にみても、やはり40歳代(78.9%)が最も多く、次いで30歳代(76.6%)、50歳代(73.3%)の順。ダイエットしたい部分は、「ウエスト・下腹部」が40歳代では79.2%と、50歳代の84.0%に次ぐ。

 40歳代から急増するといわれるメタボリックシンドローム。診断基準である腹囲が、男性で85cm以上の場合、それ未満の人に比べ、血中脂質、血圧、血糖のいずれかのリスクを2つ以上有する割合が高いといわれていることから、ウエスト回りが特に気になるのもこの年代か。

 同調査は、全国の20歳以上の男女を対象に5月5日から7日まで、インターネット上で行われ、結果は、5123人の有効回答の中から、男性(2745人)の意識を中心にまとめたもの。

 ◇BMI・・・Body Mass Indexの略。体格指数とも呼ばれ、体格の判定に使われる国際的な指数。BMI値=体重kg÷(身長m×身長m)【了】

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