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本当に被害者のことを考えていますか?

【PJ 2006年06月08日】− PJオピニオンに掲載された筆者の記事 を読み、「被害者の小学生のことを考えろ」と不快に思われた読者がいるかもしれない。その心情はもっともである。

 しかし、ちょっと待っていただきたい。いったいどれだけの人たちが、心から被害者のことを考えているのだろうか?本当に被害者の人権を考えているのだろうか?まさか、犯罪被害者を好奇と偏見の目で見ているのではないだろうか。筆者がインターネット掲示板「2ちゃんねる」内の「ニュース速報+板」に書きこまれている内容を読む限り、引用することすらためらうほど、被害者の小学生およびその遺族を誹謗中傷する書きこみが多すぎる。だとしたら、そのほうがはるかに卑劣極まりない行為であり、批判に値する。

 読者の中でもし、「私は犯罪被害者のために何かしたい」と考えているのならば、ぜひ「全国犯罪被害者の会 NAVS(通称:あすの会)」の活動を知っていただきたい。犯罪被害者本人および遺族、ボランティアで構成されている「あすの会」では、犯罪被害者の権利の確立や被害者の支援などの活動をおこなっている。

 会のホームページの中で「犯罪被害者は、社会から好奇と偏見の目で見られています。『被害者にも落ち度があった』などいわれのない名誉を傷つけられることがあります」とある。もし、犯罪被害者を好奇と偏見の目で見ていたのならば、今すぐにも悔い改めてもらいたい。そして、償いとして「あすの会」に募金をしてもらいたい。

 また、「犯罪被害者のことについてもっと知りたい。学びたい」と考えているのならば、茨城県水戸市にある常磐大学に「国際被害者学研究所」が設置されている。ここでは犯罪被害者に関する研究が行われている。また併設している図書スペースでは、被害者学に関する書籍などを学生はじめ社会人も閲覧することができる。「被害者の人権」を口にするならば、まずは被害者の権利について学び、被害者が救済される社会作りに貢献することが大事だ。まちがっても、被害者をインターネット掲示板にて誹謗中傷する行為は決して許されない。【了】

■関連情報
全国犯罪被害者の会 NAVS(通称:あすの会)
常磐大学
※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト 崎山 勝功【 茨城県 】
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