【ファンキー通信】「献血は痛いのか・・・!?」を徹底レポート!

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 10〜20代の若者を対象に厚生労働省が行った調査によると、「献血をしたことのない理由」のトップは「針を指すのが痛くて嫌だから」なんだそうだ(厚生労働省「若年層献血意識に関する調査(平成18年3月)」より)。

 「小さい子供じゃあるまいし・・・」って、今独り言をつぶやいたアナタ! 献血したことありますか? 実は心の中で「あ、でも痛いのは確かに嫌だな・・・」と思ったのでは? そんな諸君の不安を解決するため、実際に献血ルームで針を刺されてきました!

 どうせ血を採られに行くなら施設が充実している献血ルームがいいので、評判の良い東京・渋谷の献血ルーム「SHIBU2」へ。優しそうなお姉さんに説明を受け、献血受付票などに記入、身分証明を済ませてから、いざ診察室へ。「えぇ〜、もう抜かれちゃうわけぇ?」なんてソワソワしていたら、先生がこうおっしゃった。

 「あなた、昼食食べてませんね? ごめんねぇ〜、しっかり食事をしていないと献血はできないんですよ」

 普段の不摂生な生活が裏目に出たのである。がしかし、ここまできて・・・。待ち時間にさんざん無料ジュースをがぶ飲みしておいて・・・引き下がるわけにいかない。大急ぎで食事を済ませ、いざ再出陣!

 今度はすんなり問診も通過し、いよいよ血液検査だ(初心者は必須)。健康診断の時に見る針よりも若干太い針を、目の前で看護士さんがチラつかせている。「お、こりゃ、もしかしたら痛いのかも? い、痛いの?? いやぁ〜〜!」とドギマギしている間に、左腕にブスリ。一瞬でした。・・・痛くないじゃん。確かに多少チクッとはするが、泣くほどじゃありませんでした。

 血液検査の結果、成分献血で血漿(けっしょう)を採ることに。成分献血とは、血小板や血漿など、特定の成分のみを採血するもの。いったん血を抜いた後、回復に時間がかかる赤血球を再び体内に戻すので、負担が少ないのだとか。

 小型テレビとDVDデッキが設置されている至れり尽くせりな診察台に横になると、先ほどよりさらにぶっとい針がお出ましだ。「ヤバい・・・これはさすがに痛そう・・・キャ〜!」と怯えている間に、右腕にブスリ。これまた一瞬でした。針が太くなった分、さっきよりは痛かったが、「お注射嫌だよぉ〜〜!」と泣き叫ぶほどではない。よって結論、献血はみんなが想像しているほど痛くありません!

 ちなみによく街頭で「血が足りない」と、献血ルームの方が呼びかけているが、本当に足りていないのだそう。特にこの血が少なくて・・・というのはないらしいが、全体的に余分に確保しておかなければならないので、常に供給が必要なのだそう。

 大きな献血ルームに行けば流行の漫画が揃ってたり、アイスやドーナツが食べられたりと、娯楽が満載! 皆さんも怖がらずに一度献血してみては?(遠藤麻衣/verb)

■関連リンク
若年層献血意識に関する調査 結果報告書 - 厚生労働省
献血ルームSHIBU2 - 日本赤十字社
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