全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第3戦決勝レースが28日、栃木県・ツインリンクもてぎサーキット(1周4,801km、62周)で行われた。前日に行われた予選でポールポジションを獲得したのは小暮卓史(ARTA)、2位本山哲(アーティング・インパル)、3位山本左近(コンドウ)と続く。

 ウェットコンディションの中、14時40分に決勝レースがスタート。ポールの小暮がポジションをキープし、山本が本山の前に出て2位に浮上する。レース開始5分、小暮にピットスルーペナルティが提示され、トップから脱落。1位山本、2位本山という並びになったが、2台ともペースが上がらずに、松田次生(モバイルキャスト・インパル)、片岡龍也(ルマン)に次々と交わされてしまう。

 松田と片岡が先にピットインしたことによりトップに立ったのは、最後尾からスタートしたロイック・デュバル(ピア・ナカジマ)。デュバルは途中、立川祐路(レックレス・セルモ)に追突したことにより10秒のピットストップペナルティを受けるものの、その後もトップを維持する。

 レースの3分の2となる40周を過ぎた頃から、突如雨脚が強くなり始める。ラップタイムが落ち始めたことにより、各チームは勝負の分かれ目となるタイヤ選択の判断を迫られる。上位陣では1位デュバル、2位松田がピットインし、スリックタイヤからウェットタイヤへと変更、これによりトップに立ったのはアンドレ・ロッテラー(ピア・ナカジマ)。デュバルは給油も終えて2位でコースに復帰するものの、その後、雨脚は弱まり、スリックタイヤを継続したブノワ・トレルイエ(モバイルキャスト・インパル)に交わされて順位を落としてしまう。トレルイエはトップのロッテラーにも追いつき、激しくアタックを繰り返す。残り周回、2台の激しい攻防が続いたが、ロッテラーは耐えに耐え、16時33分にトップでチェッカーフラッグを受けた。 3位には本山が入った。

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