2006年3月期連結決算を発表 孫社長「携帯電話事業よりそば屋の方が難しい」
【ライブドア・ニュース 2006年05月10日】− ソフトバンク<9984>の孫正義社長は10日、東京都港区のホテルオークラ東京で開いた決算説明会の冒頭でボーダフォン買収について言及し、「買ってよかった。手応えを感じ、日に日に自信が高まっている」と満面の笑みで語った。同社は2006年3月期連結決算で、営業損益、経常損益、純損益の“3点セット”が、00年3月期以来5期ぶりに黒字となった。ブロードバンド事業や固定通信事業(日本テレコム)が好調で、売上高が前の期比32.5%増の1兆1086億6500万円、営業利益は622億9900万円(前の期は253億5900万円の赤字)、経常利益が274億9200万円(前の期は452億4800万円の赤字)、純利益は575億5000万円(前の期は598億7100万円の赤字)だった。
孫社長は会見で、買収から2日でボーダフォンをソフトバンク本社ビルに移転させた“迅速さ”を強調。「ギネスブックものだ」と自賛した。携帯電話事業で課題となっている3G(第3世代)ネットワークの増強と3G端末の充実は早期に実現するとし、固定通信と携帯電話のブランド統一についても「今日はコメントを控えるが、近いうちに発表する」と話した。
また、幹部同士で「3社しかない携帯電話でトップを取るよりも、何万店もあるそば屋でトップになる方が、不確定要素があって難しいのではないか」という冗談話をしたと披露。「すべきことは決まっている。2−3年以上かかるかもしれないが、10年経ってもできないことではない」と、NTTドコモとKDDIからシェアを奪うことに自信を見せた。【了】




