左から、イ・チヒョン ローカライズチームRPGパート長(ローカライズ)、キム・インジョン企画担当(ストーリー)、キム・ジヨン開発チーム長、ジャン・ギョンジュ企画担当(アイテム・モンスター・バランス)
 ネクソンジャパンのMMORPG「テイルズウィーバー」がいよいよエピソード2へと大幅アップデートを実施する。それに先だって、日本の運営チームとの情報交換のため、韓国から開発チームが来日した。一足先にエピソード2をリリースした韓国の状況を含め、開発の舞台裏なども聞くことができた。

 インタビューに答えていただいたのは、この4人。

キム・ジヨン 開発チーム長
キム・インジョン 企画担当(ストーリー)
ジャン・ギョンジュ 企画担当(アイテム・モンスター・バランス)
イ・チヒョン ローカライズチームRPGパート長(ローカライズ)

Q まず、韓国でのサービス状況について概要をお聞かせください。

キム・ジヨン:正式サービスを開始して5年ほど経過していますが、他のMMORPGとくらべて女性が多いのが特徴ですね。主なユーザは中学〜高校生になっています。はっきりと中高生をターゲットにしているわけではないのですが、ストーリーづくりにあたってはわかりやすくするよう気をつけています。

Q テイルズウィーバーには、他のMMORPGと違ってストーリーがありますね。その点でどのような苦労がありますか?

キム・インジョン:パッケージと違って、ストーリーの始まりはあっても終わりが決まっているわけではありません。そのため、その時々の時代を反映させるのが難しいですね。また、ストーリーを作ってアップデートを開発するのにかかる時間とくらべて、そのストーリーをプレイする時間の方が圧倒的に短いので大変です。

Q エピソード2では既存の8人のキャラクタに新規のキャラクタが追加されますね?

キム・ジヨン:エピソード2のアップデートでは新キャラのうち、まずヨシュアから登場します。みんな主人公なので、バランスよくするのが難しいですね。新規のキャラクタでは、第一に外見に気を遣いました。既存キャラクタと比べて、より綺麗でかわいいデザインにすること、そして今までにないスキルを用意しています。

Q ここを見てほしい、というポイントは?

キム・ジヨン:新キャラクタは新たに付け加わるということもあり、バランスに注意を払っています。チームプレイでどう役立つかを見てもらいたいですね。また、エピソード2では、既存キャラクタと新キャラで持っている力や得られる情報が違っています。

Q 情報が違うというのは?

キム・ジヨン:今までのキャラクタは市民階級に属するキャラクタが主でしたが、新規のキャラクタには貴族もいますので、触れられる情報にも違いを持たせています。

Q それはゲームの進行にも影響する違いですか?

キム・ジヨン:影響するものとしないもの、両方ですね。プレイヤーレベルでの「情報」程度のものもありますが、追加キャラクタも主人公なので、そのキャラの視点でゲームを見ることで"違い"も出てきます。

Q 新規に育成するエピソード2のキャラクタですが、これまでプレイヤーが育ててきたエピソード1のキャラクタといっしょに遊べるぐらいに育てるには、どれくらいかかるのでしょうか?

キム・ジヨン:人によってだいぶ違うと思いますが、一日3時間ほどプレイして約3ヶ月、といったところでしょうか。エピソード2の導入とともに、初期育成をしやすくなる有料アイテムやシステムの修正をおこないました。韓国では1か月で200レベルを突破した人もいますよ。経験値アップの有料アイテムや高レベルキャラクタとの連係プレイなどを駆使していたようです。韓国でも現在は1次スキルだけで、2次スキルなどはこれから2〜3か月かけて実装しようという段階です。

Q 日本に導入されるまでのタイムラグはどれくらいになりそうでしょうか?