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オーディオブックに見る出版業界の将来

【PJ 2006年04月14日】− オーディオブックというものがある。本を読み上げるCDなどのことだ。欧米では浸透しつつあるという。通勤・通学の途中、勉強したり、暇をつぶしたりというわけだ。日本でもオーディオブックは隆盛の兆しがあるが、どうも参考書の類に集中しているようだ。受験の世界ではかなり前から講義テープというものは当たり前にあったが、それの他には教養モノ、宗教モノ程度で人文娯楽小説の分野では少ないと思われる。

 講義や演説というのはまさにオーディオブックの出番だとは思うが、他にもあってもいいような気がする。いつまでも受験でもないし、宗教を渡り歩くのも変だ。理工学書や経済などの分野があってもいいと思う。聞いたところによると、日本でもオーディオブックが流行すると見込んである程度流通したようだが、売れなかったのでもうやらないのだそうだ。

 出版業の未来は不透明だし、この分野では新参か異業種参入が近いような気がする。事実、受験産業のオーディオブックは売れている。最近の人気声優に経済書でも読ませたらベストセラーになるかも知れない。【了】
※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト 高橋 登【 神奈川県 】
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