寒さにも負けず長い行列ができた『デル ゲーマーズチャレンジinアキバ』
 デル株式会社は1月10日、東京・秋葉原でゲーマー向けイベント『デル ゲーマーズチャレンジinアキバ』を開催した。デルは世界最大のコンピューターメーカーで、アメリカでは数々のゲームイベントに参加している。しかし日本法人によるゲーマー向けイベントは初めて。日本最大のLANゲームパーティを手がける「BIGLAN実行委員会」のコラボレーションで、僅か5時間ながら、ゲーム大会あり、新製品発表あり、豪華プレゼントあり、サプライズプレゼントあり、とお楽しみが連続し、大いに盛り上がった。

 イベントは水曜日の午後から行われた。ほとんどのゲーマーにとって学校や仕事がある平日で、しかも寒い。デルのブランド力を持ってしても、果たして人が集まるのか……。しかしそんな不安は無用だった。会場のカフェソラーレ リナックスカフェ秋葉原店には、まだ準備中の14時過ぎにお客さんが訪れて並び始めた。晴天とはいえ風も冷たいというのに、この行列は少しずつ伸びて、開始時間の15時には10メートルほど先の曲がり角を回り込むまでになった。イベントの開催は昨年に決まっていたが、デルのWebサイトでの告知は年明けから。メディアでの告知は前週から前日という短い周知期間。それでも街には人が絶えず、イベントを盛り上げてしまう。恐るべし秋葉原パワーだ。

■盛り上がる「フラットアウト2」ゲーム大会

 行列の目的はメインイベント「フラットアウト2」のゲーム大会。先着100名に漏れなく参加賞として振動ヘッドフォンが提供される。4人同時対戦で、上位2名を勝者とし、1勝した人の先着30名にゲーミングマウス「ロジクールG3」をプレゼント。2勝すればターガス社製XPSロゴ入りバックパックがプレゼントされる。つまり、先着30人以内で2勝すれば、これらの商品がすべてもらえるという大盤振る舞いだった。

 「フラットアウト2」のゲームモードはディストラクション。広場でお互いのクルマをぶつけて壊し合うという格闘モードだ。FPSのデスマッチの"生き残れば勝ち"とは違い、ぶつけたときの派手さを競う。つまり前へ行くだけのレーシングテクニックとはまったく異なる操作が必要だ。だからこそレースゲームの慣れは不要で誰でも楽しめる。開始から2時間ほど経つと、通りすがりの参加者もたくさん並び、スーツ姿や女性も加わって盛り上がった。休日なら子供も加わって大騒ぎになったかもしれない。

 一方、店内では4台のPCでLANゲームパーティを再現したコーナーも用意された。こちらは賞品には関係ないものの、やはり「フラットアウト2」で盛り上がる。PCはデル社製ノートとデスクトップのほか、自作デコパソ2台が参加し、LANゲームパーティという文化を紹介していた。自分でパソコンを持ち込んで遊ぶLANゲームパーティは、ゲーマー遊びの極みである。デルのXPSと大型液晶モニタはPCゲームの達人もうらやむスペックだ。

 デルのXPSシリーズLANパーティを意識して、光る筐体を採用している。デスクトップはLEDで前面がきらめき、ノートタイプもカバーや再度など随所でライトアップする。ゲーマーにとってPCはゲームソフトを走らせる道具ではなく、愛して目立たせるアイテムなのだ。デルの筐体は光を上品に纏い、デルのブランドとゲーマーの志向を美味くバランスさせている。デザイナーがきちんと作れば、PCはこんなに面白くなるのだ。

■サプライズイベント、デル最新PC発表会

 イベントが最高潮に盛り上がった16時頃、会場には黒いコンテナが搬入された。そこから取り出されたPCが参加者を驚かせる。真っ黒で艶やかなデスクトップPCは、本日発表されたばかりのデルの最新ゲーミングPC「XPS710」だった。そう、このイベントが週末ではなく、平日ど真ん中に開催された理由は、この最新PCの発表会に合わせたからだ。