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日本語教育の重要性、日本語は失われる?

【PJ 2006年04月08日】− 「日本語が使えなくても苦労しない世の中に」が最近の流行らしい。そこで道看板も英語表記が増えてきた。内容を理解できることが前提だが、英語表記の看板を見れば旅は出来るほどにはなっている。日本語が全く読めなくとも、観光地の旅行は可能だろう。

 少し前、美人文学者が誕生、と大きく宣伝されたことがあった。最近でも女流が多いが、あまり話題になることはなくなった。大昔の林芙美子の時は文学、というとそれだけでセンセーションであり、話題の中心であり、経済的成功を約束されたそうだが、最近は聞かない。

 私は東京にある林芙美子の旧宅を訪ねたことがある。当時の日本の家とすれば立派だろう。明治時代に多かった「大資本家の邸宅」には及ばぬものの、大きい部類にはなる。調度品も金がかかっているそうで、相当に裕福であった時期もあったそうだ。

 ところが、最近はあまり本は読まれないらしい。本屋、というのが衰微して久しいが、古本業も衰微の兆しが出ている。いる人はほとんどが漫画コーナーであって、文庫本には人がおらず、全書本はまさに遺物のようだ。書籍のコーナーにはCD、レーザーディスク、ソフトなどなど、中古であれば何でもOKであり、本は持ち込む人は多いのだが売れてはいなさそう。文学者が時代をひっぱっていた時代は完全に終わった。

 最近は英語必修の小学校が出来るらしく、英語で考える、ということの是非が話題になりつつある。しかし多くの日本人は日本語を読むことを既に止めているのだ。先々、英語で勉強する時代が本気で来そうだ。【了】
※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト 高橋 登【 神奈川県 】
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